
今日は見ごたえのある試合が続きました。
シャクール・スティーブンソンVSウィリアム・セペダ
スリリングだけどもやはりシャクールの完封劇、セペダはやれることは全てやっただろう。シャクールこそP4Pナンバーワンなのかもしれないが、ライト級は層が厚く、アマチュアの巨人アンディ・クルスを筆頭に、アブドゥラ・メイソンや不倒のテクニシャン、デビン・ファーマーを初回KOしたフロイド・スコフィールド、その他多くのプロスペクトがいる。彼らとの試合を望む。
タンクやキーショーン・デービスは自滅していきそうだ。
しかしシャクールの場合、相手が強いと判定確定
ハムザ・シェラーズVSエドガー・ベルランガ
シェラーズがベルランガを強烈にノックアウト。カネロに敗れたベルランガも一皮剥けてかなり調子が良さそうにみえたが、正面から相手のコンビネーションを全部食らって効いてしまった。プエルトリコの選手は強打者なんだけど正直すぎて打たれ脆いところがあるという特徴そのままでした。
シェラーズはイスラムっぽくてリヤドシーズンでは人気がありそうで、カネロの対戦候補の筆頭に躍り出たといえそうだが、カルロス・アダメスと引き分けという実力が実際のところだろう。
デビッド・モレルVSイマム・カタエフ
モレルが2-1でギリギリ生き残ったが、
カタエフ強かった。初回にいきなりモレルから強烈なダウンを奪う。誰かに似てるなぁ。
パンチャーだがコンパクトでインパクトでグンと伸びる。好みの選手だ。
正直どっちの勝利でもおかしくない。モレルが単なるランナーでなく積極性で負けていなかったのが功を奏したか。ベナビデス、カタエフ、この2戦で筋金が入った。
アルベルト・プエジョVSサブリエル・マティアス
これまた接戦2-0で王座交代となったが、ざっくり観た印象だとプエジョの勝ちでマティアスは空回りのようにみえるが、プエジョは積極性が足りずいつも接戦となるのが痛い。接戦だったのでマティアスが次にダルトン・スミスと戦って、勝者にプエジョを挑戦させるとアルシラクさんは約束したそうだ。このダルトン・スミスというのが英国の期待、金のなる木候補なのだ。南米世界王者の安泰はなかなか険しい。
堤麗斗VSマイケル・ルイス
やっぱり堤麗斗は強いな、抜群だなという内容だが、相手がかなり弱いのと、これがこの日行われたシャクールの試合と同じライト級かとおもうとかなり小さいなという印象だ。
井上尚弥や中谷潤人のスパーリングが務まる日本人は彼しかいないなという印象だ。(兄貴もだけど)アフマダリエフより強いサウスポーなんじゃないかな。