アマチュアを追いかけている訳ではないが、なんとなく
昨日あげたヒトロフの記事みつけたので感情訳を。
アマチュア450勝50敗(概算)
すごい試合数ですが、キューバの技巧派などに負けたりもけっこうしています。
アマチュアでもたぶん極端に倒して勝つ人です。
アマミドル級王者はここ数年ロシア圏が活況で
ゴロフキン→コロボフ(2年連続)→アボス・アトエフ→イエフゲン・ヒトロフ
となっています。
ヒトロフの次もZhanibek Alimkhanulyというカザフスタン人です。
日本人みたいな顔をしているし、もうプロと変わらぬヘッドギアなしです。
強そうだなぁ。
ヒトロフはアメリカに在住し、ダニエル・ジェイコブスをはじめ、ローカルホープとスパーリングしているみたいです。
トレーナーやマネージャーは鼻息が荒いですが本人は冷静で現時点でGGGがベストと認めています。
以下訳
ヒトロフの強さについてトレーナーは
彼は500戦ものアマチュアキャリアがある。もう来た時から立派なプロフェッショナルだったよ。
アメリカのアマチュアエリートなんて100か150戦程度のキャリアしかないからね、まだ、プロ仕様になっていないんだ。
ロシア圏出身のハードパンチャーとしてよくゲンナジー・ゴロフキン(GGG)と比較されるがヒトロフは
今はGGGがベストファイターだとおもう。未来を予測したりはしないが俺は彼を越えるようベストを尽くして練習している
トレーナー
GGGがカーティス・スティーブンスを破った試合でで2ラウンドにダウンをとったけどGGGがハードパンチャーとはおもわないよ。なぜなら試合を終わらせるのに6ラウンド以上費やしたけどカーティスは完全にノックアウトされたわけじゃない。
ヒトロフだったらもっと完璧にカーティスを叩きのめすことができるよ。もしナイジェル・ベンが2ランドにダウンを奪ったら3ラウンドには試合は終わるだろ?ジュリアン・ジャクソンだってそうさ。
それが本当のハードパンチャーというものさ。
このトレーナーはヒトロフの方が派手に宣伝されるGGGよりももっと強くアグレッシブであることを信じている。
完璧に強いといえるヒトロフだが世界チャンピオンになるために何が弱点で何を強化していくのか?
限界なんてないさ、何をどうすればいいのかはわかっているけど、それを言葉にはできない。
相手を皆ノックアウトしてきて、倒せない相手に直面した時どうなるだろう?
500戦ものアマチュアのキャリアが彼の肉体にダメージを与えただろうか?
アマチュアキャリアが長すぎてまだプロの10ラウンド、12ラウンドのルールに慣れていないことはある。
彼に必要なのは8ラウンドとか10ラウンドとか長いラウンドを戦うことだよ。一度それを経験したら誰とでも戦えるだろう。ロマチェンコのように。彼は30人を相手できるよ。
ヒトロフは7歳の時にジムに連れて行かれたが、親はボクサーになるのを望んだ訳ではない。
しかし彼はクリチコやタイソンに魅了された。
僕くらいの世代のボクサーははフェルナンド・バルガスやフェリックス・トリニダードのスタイルだけじゃなく、タイソンやアリにも夢中になったよ。
新旧問わず様々なスタイルのボクサーをみて、それぞれに優れたベストなものを見出していったよ。
ヒトロフは妻と犬とニューヨークのブルックリンで暮らしているが、緊張状態のウクライナとは環境がまるで違う。
故郷を憂いつつ今の環境にも徐々に慣れてきた。
彼のマネージャーはいつの日か彼がトップシーンに立ち、ボクシングファンに広く受け入れられることを信じている。
試合ごとによくなっているばかりか、とてつもない訴求力がある。いずれ人々はヒトロフに引きつけられるよ。
彼はボクシングを愛する優等生だ。スターを夢見て練習を継続することができる。彼にとってボクシングは単なる仕事以上のものだ。
ヒトロフ
俺は世界チャンピオンになりたい。ボクシングは俺そのものであり、ベストなボクサーと戦って自分を試したいんだ。