
長谷川が無事に再起してほっとしている昨今、年末で今年最後の試合が近づいてきています。
個人的には本格的世界と絡めそうなバンタム、Sバンタムが自分の最大関心です。
内山も誇れるいい王者ですがジムに、陣営に海外に出る気概をあまり感じません。
現状ではガンボアらに無視されても仕方ないでしょう。
海外では一流、有名どころのボクサーが乱立しているのにちょっと残念です。
井岡VSホセ・ロドリゲス
ロドリゲスは28勝1敗17KOと戦績はいいが、前戦8敗している選手にユナニマスで負けています。
その他試合も負け越し選手と戦って築いた戦績なので戦績ほど強い選手とはおもえません。
若いのに手堅いボクシングをする井岡の勝利が濃厚です。
次戦を義務づけられているロマン・ゴンザレスと比較してやってけそうかどうかを問われる試合となりそうです。
宮崎VSポンサワン
八重樫戦でおなじみのポンサワン、タフネスが印象的な選手でした。
宮崎も上の階級で馬力、タフネスが特徴的な選手なので似たもの同士です。
技術的には乏しいけれど素人好みのどつきあいになりそうです。
顔面パンチでポンサワン
ボディで宮崎
が有利なのではないでしょうか。
ボディを効果的に打たないと倒れない選手だとおもいます。
佐藤VS赤穂
赤穂は無敗でここまできており荒っぽいパワー型です。
日本、東洋ではそのパワーが秀でていましたが佐藤にしてみれば前回戦ったシルベスター・ロペスの方がパンチは重いとおもわれます。
スキルで佐藤、一発逆転パンチで赤穂でしょう。
徳山VS川嶋のような印象です。
佐藤の方が技術の幅がずっと上です。トリッキーでいてキレのあるパンチでKOも期待できます。
ただ日本人同士なので赤穂の精神力はすさまじいでしょう。
河野VSデーパリット
デーパリットを王者としてそんなに評価してません。穴王者だとおもいます。
若くエネルギッシュなところはあるがボディ、スタミナ不安もあります。
しかし河野には猪突猛進アタックしかなくパワーもないので判定だと勝てないでしょう。
旺盛な手数でデ―パリが嫌倒れとか気持ちが切れることが理想でしょうか。
内山VSブライアン・バスケス
この試合が個人的に唯一、世界の戦いとおもっています。
内山有利な声が多いですが、スキル、ディフェンス力ではバスケスが上だとおもってます。
バスケスは天才ボクサーのエッセンスが詰まったハイセンスなボクサーです。
いままで無敗で相手レベルもなかなかのもの、それでも判定だと大差つけています。
しかしあまりに小柄でパワーは感じません。パワーよりタイミングで倒しこのKO率なのでしょう。
破壊力は内山が数倍上ですが打たれ強さ、ディフェンスでのダメージカバーはバスケスが巧み。
判定だとバスケスに流れるとおもってます。
特別に対策すべき要注意な相手でしょう。杞憂だといいんですが。
長谷川の復活で西岡が去った後のバンタム近辺もまだ楽しみが残ってきました。
個人的にはツニャカオが山中とやるのは惜しいです。お互い日本で愛されるもの同士、実力者同士です。
WBAのレギュラーに挑戦させてあげられれば余裕で王者になれただろうに・・・
Sバンタム、マレスが日本に来ないからフェザーのポンセが濃厚だろうって・・・日本に来させること前提というのが嫌だなぁ。
ポンセはクリス・ジョンほど難航不落な王者とはおもえないがフェザーのパワーは十分あり変則。
マレスはガッツマンだけど先日のサントスに似た小柄でスケールのない選手。大事にされてる選手だけれどこっちの方が大いに勝ち目があると見るが・・・
まぁ、長谷川であれ、下田であれ、サーシャであれ山中であれ、ツニャカオであれ・・・・
もう誰がどうでもいいんでこの階級の本場とやりあって栄光掴んで来いよという心境です。
日本に呼んでとか勝算がどうとか関係なく、最強を求めて突き進んでもらいたいです。