ジェルボンタ・デービスは12月28日のビジネス(VSユリオルキス・ガンボア)の世話をした後、スーパーライト級に上がって先日WBSSを制したWBA/IBFスーパーライト級王者のジョシュ・テイラーに挑戦する予定だと言う。
ジェルボンタのような小さなファイターに負けることはテイラーにとり恥になるかもしれない。先週のプログレイスとの試合ではテイラーは大きく見えた。スーパーライト級で戦うウェルター級ファイターのようだった。もしジェルボンタがテイラーに勝つとしたら実質的には3階級上の王者を倒すことになる。
ジェルボンタ
「俺はお前を倒す。約束する。」I will stop you. I promise you that https://t.co/0JBAfNLa8H
— Gervonta Davis (@Gervontaa) October 29, 2019
テイラー
「最近で一番のジョークだな、アホか」That’s the best joke I’ve heard in a good while ! What a minge
— Josh Taylor (@JoshTaylorBoxer) October 29, 2019
テイラーにはジェルボンタの挑発に応じている暇はない。
彼はWBC/WBO王者のホセ・ラミレスとの統一戦を望んでいるが、実際ラミレスはジェルボンタほど話題性、人気はない。最近、ジェルボンタ・デービスはパンチングマシンでWBCヘビー級王者、デオンティ・ワイルダーと同じくらいの数値を出した。ヘビー級のドミニク・ブレアジールよりも高い数字だった。信じられないほどのパワーを持つジェルボンタを軽くみるのはテイラーの間違いだろう。
ファンはジェルボンタにテイラーではなくワシル・ロマチェンコと戦うことを望んでいるが、それは実現不可能だ。ロマチェンコはリチャード・コミーVSテオフィモ・ロペスの勝者との対戦を予定しており、その後スーパーフェザー級への転向を示唆している。さらにはプロモーターがライバルで敵対している。
実際面白いとおもうが、ライト級でまだ1試合もしていないジェルボンタが挑発することではない。しかも次に対戦するユリオルキス・ガンボアはピークを過ぎた、スーパーフェザー級でもいい相手だ。
口ほどに強気なマッチメイクを彼は一度もしていない。
しかし試合内容は恐ろしいほど強烈だ。
WBA/IBFスーパーライト級王者ジョシュ・テイラー
WBC/WBOスーパーライト級王者ホセ・ラミレス
体格も互角、実績も互角、2冠王者同士の統一戦こそボクシングの王道、クールでもっとも相応しい対戦だし両者それに向けて弊害がなさそうなのが好ましいが、兄貴分でボスのフロイド・メイウェザーの秘蔵っ子、ジェルボンタ、金と人気さえあれば何でも実現してしまう力はありそうだ。
プログレイスが負けて、いきなり口出してきた感が強いが、じゃぁまずプログレイスとやってみればという選択肢は彼にはない。
話半分と信じつつ・・・
パンチングマシンは内山級なんだな。
ひとつだけ言いたい事・・・
ユリオルキス・ガンボア、頑張れ。