内藤律樹再起戦

後楽園ホールに行ってきました。
内藤の他にも気になる前座があったので早めに観戦。
いつもの辛口ボヤキでいきます。

尹文鉉VSサーリカー・オークンシー

日本の最近のボクサーをよく把握しておらず、これで日本3位なのかぁという印象。
スローでパワーも感じない。
しかしきれいに右からの左ボディが決まったとはいえタイ人は演技込みに倒れ即終了。
負け犬の出稼ぎ。

芹江匡晋VS相馬圭吾

この試合に興味があった。芹江がどう復調しているか。
しかし、復調どころか錆付きまくり。試合の9割がもみ合いのレスリングで
相馬という選手はそれしかできないのだが、芹江も雑な大振りを繰り返すばかりで泥試合。
消耗戦だがどちらも敗者というべきTV放映は絶対NGな醜い試合であった。

江藤光喜VSマイケル・エスコビア

きれいにかっこよく戦いたい意図はわかる江藤だが
ジャブもくそもない大振りフックを振り回すだけのエスコビアのビッグパンチがボコボコ当たる。
江藤兄弟に共通しているのはテクニック、アウトボクシングを志向しても雑で硬いところがあるので
ファイター化するしか進化はないようにおもう。頑丈なのが取り柄だ。
毎回序盤被弾し苦戦して開き直って打ち合って激闘スタイルで何とかしてきた印象が強い。
アウトボクサーを志向してクアドラスに勝てる要素は何もない。
選手の個性を生かした育成をすべきだ。
素人観戦仲間は今日はエスコビアが一番パンチありましたねと言っていた。
わずか3KOの負け越し選手なんだが・・・
エスコビアの勝ちでいい内容。

内藤律樹VSチャイヨン・シッサイトーン

そしてお目当てのリッキー。
今日出場のボクサーで一人次元の違うスピードとスキルがあり、これでこそボクシングとやっとホッとできた。
派手に勝とうと墓穴を掘った尾川戦の反省から、守り重視の慎重なボクシングに切り替えてきたが
被弾、ダメージはほとんどなくクリア。しかし小柄で手が出ない相手に対し攻めの精度もイマイチ。
当てにくかったみたいだが、決してそんなタイプではなかった。

相手が攻めてこないと自分の攻撃力も半減する、攻撃は相変わらず迫力不足な今までと同じリッキーであった。

ただ、メイウェザーが証明したように打たれないことこそ最強、最良の選択なのだとしたら
リッキーの能力は魅力的だ。彼に判定で勝てるものはそういまい。
日本のロマチェンコを目指し、攻防の精度を磨き上げて欲しい。

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