ザブ・ジュダーVSアルマンド・サンタクルス

暫定USBA全米J・ウェルター級王者
暫定IBF世界J・ウェルター級王者
第15代IBF世界J・ウェルター級王者
第12代WBO世界J・ウェルター級王者
WBO/Inter-Continental/ウェルター級王者
第9代IBF世界ウェルター級王者
第30代WBC世界ウェルター級王者
WBA世界ウェルター級US王者/UNDISPUTED CHAMPION
IBC世界S・ウェルター級王者
ザブ・ジュダー(米国)
ZABDIEL JUDAH
46戦38勝(25KO)6敗2NC

暫定~正規NABF北米ライト級王者
NABF北米ライト級王者
暫定WBC世界ライト級王者
ホセ・アルマンド・サンタクルス(メキシコ)
Jose Armando Santa Cruz
32戦28勝(17KO)4敗

みんなが天才、最高レベルのボクサーだとおもっているジュダーが久しぶりの快勝。
相手は稲田千賢を破った元暫定王者のサンタクルスだから結構レベルは高い注目の試合でした。

まるでスパーリングのように慎重に丁寧に戦って圧倒的なビューティフルKOでした。

馬力、体力のある選手に屈してきた敗北を糧にこの試合はSライト級で行われましたがジュダーの体格からすれば適性だとおもいます。
Sライト級は今最も熱い階級となっていますがこの男の実力はライバル以上かもしれません。

問題はバッティング、ローブローなどで荒い試合に巻き込まれた時の対処、調子こいてると時々被弾する癖、アゴに弱点ありそうで打たれ強くはないので一発で逆転される可能性も残っているだろうか。

この試合を見る限り全然壊れていないどころか大人なボクシングも身に着けてきたようでまだ過去の選手と切り捨てられないです。
毎回今日のような冷静さであれば戦国Sライトに割って入りそうです。

メイウェザーに匹敵する評価のあった彼を忘れてはいけなそうです。

サンタクルスは実力者でしたがこの階級で勝ち残るにはスピードがなさすぎです。
マルガリートやアングロのような馬力勝負が生命線でしょうがパンチのつなぎが遅くそこをつかれてしまいそうです。

まだまだめげずに頑張って欲しいですが。

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