井上の刺客/イライジャ・ピアースVSアーサー・ビラヌエバ

イライジャ・ピアース

19勝16KO2敗

フルトンとアリームが落ちた今のSバンタム級の米国黒人の砦。
本人も井上尚弥を口にしていますし、日本に行きたいとも。

2敗しているが、体格がよくフェザー級やライト級でやっていたのかもしれません。負けた相手はライト級やフェザー級の選手であり、アマではローランド・ロメロに勝利などの記録もあります。最近ではトラマイン・ウィリアムス、マイク・プラニアを撃破しています。

対するはフィリピンの実力者アーサー・ビラヌエバ。

ですがほとんど日本人との対戦はないんですね。ゾラニ・テテ、ルイス・ネリ、ノルディン・ウバーリなど実力はあってもトップレベルにはなにかが足りないキャリアです。

明らかにピアースの方がデカいが最近連勝中のビラヌエバもやる気満々です。ピアース上手さも柔らかさもありますが、パワーで威圧してしまえという強引ファイト。

しかし2回にビラヌエバのパンチでピアースがフラフラになりダウンを奪われます。かなり効いたパンチで時間もあったので、ここで決めたかったが逃してしまうビラヌエバ

3回からピアースは回復をみせ再びの威圧スタイルでビラヌエバを削っていき4回2度のダウンで逆転勝利となりました。

粗削りで井上尚弥とは比較になりませんが、ポテンシャルは高い選手です。

フルトンより大きくパワーがあります。
フェザー級超のキャリアもあります。

パワーがないと井上尚弥の脅威にはなりえません。

こんなのが完成度を高めていたったらなかなか侮れない相手となりそうです。
フィリピンの実力者、日本人の壁となるような選手を結構あっさりねじ伏せちゃうんですよね、ネリやピアースは。今回はビラヌエバも頑張りましたがあっさり逆転されちゃいました。

先日のリアム・デービスなど、井上のスケジュールの先にも候補はいます。その中で最後に勝ち上がったものと出来ればいいかもしれませんね。

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