バージル・オルティスVSモーリス・フッカー LIVE

全勝全KOのオルティスはここで勝てば世界戦Goだろう。対戦が実現しない2人、スペンスとクロフォード、特別な王者、パッキャオが君臨する階級にあって、新たなメキシコ系スターの最右翼です。フッカーは元王者の強さをオルティスに示すことができるだろうか。背の高いフッカーにとって減量は間違いなく楽になった、彼の適正階級だろう。

123456R
オルティス
9
10
9
9
10
10
57
フッカー
10
9
10
10
9
8
56

オルティスは16戦全KO無敗で爆発的だが、力んで振りが大きい。ホセ・ラミレスに近い。これを超一流が抑えてコントロールできるのか、嵐に巻き込まれるのか。フッカーが最後の砦となる。

1R

フッカーのジャブとストレートに
オルティスがガードして距離を詰め、左右のフック。

オルティスのプレッシャーは強烈だが、フッカーも冷静に対処し槍を突き刺す。

重さはオルティス、キレはフッカーか。

初回からエキサイティング。

オルティスの方が若さやパワーやタフネスが上にみえるが
この回は鋭い

フッカー10-9

2R

フッカーは打たれると効きそうだが
オルティスは少々の被弾は問題なく、打ち勝てればいいという戦い方。

フッカーの調子もよさそうだ。
よく手がでているが、オルティスのプレスに若干下がりながらではある。

オルティスはとにかくブロックして強打を叩き込む。
フッカーの軽いパンチの中でキレるパンチを食わねば大丈夫という感じ。

迫力で

オルティス10-9

オルティスの相手では過去一番の難敵。

3R

オルティスは前に出て強振してくるので
フッカーは止めるだけでなく効かせる必要があるだろう。

オルティスは効くパンチを食う前に強打でフッカーをなぎ倒せるか

オルティスの迫力とタフネスはすごいが
タイミングとパンチのヒット率では

フッカー10-9

4R

オルティスが一発のビッグパンチでKOしそうな展開だが
ここまではフッカーが上手く戦っている。手数も多く
オルティスをヒットで上回る。一発食わなければ・・・

オルティスが制圧しようと仕掛けるも
フッカーのパンチが鋭く、いい右も食う。

オルティスの若いファイトが抑え込まれている。

フッカー10-9

スペンスも完全防備で笑顔で観戦。

5R

フッカーのコンディションはかなりいい。
オルティスが今までのような圧倒的な攻撃の迫力で制圧出来ない。

しかし会場は手数もヒット率もポイントもオルティスか。

迫力や闘志は本当にすごいけど。

それでも衰えぬ闘志と攻撃持続性で、オルティスがフッカーを殴り続ける。
ロープに詰めてオルティスが滅多打ち。

それでもフッカーはしっかり守り、打ち返す。

オルティスの迫力がすさまじい。

オルティス10-9

6R

オルティスの若さとスタミナは凄まじい。無尽蔵。
しかしフッカーは上手く戦っている。
コツコツパンチは入れているが、どこかで効かせないとオルティスは落ちないだろう。

共に地元の選手だが、互角だとオルティスのポイントだろうか。

オルティスのジャブでフッカーの顔面がのけぞる。
フッカーはこれで効いてしまい、連続被弾し顔面をはじかれダウン。

遂に根負け。

それでも立ち上がり、再開。

オルティス10-8

7R

この試合、ゴングと10秒前の鐘で両者が時間を間違える。

会場は圧倒的にオルティスのポイント。

炎のように打ち合うもオルティスの右でフッカーが諦めたように崩れ落ちる。
フッカーは手首を骨折したか、痛めたようだ。

オルティスのノックアウト勝利。

まさにメインに相応しい、すごいエキサイティングな炎の打ち合いだったが
事前予想通り、オルティスのTKO勝利。

若さ、身体の頑丈さ、耐久力が違った。

フッカーはどうしてもガラスの強打者のような面が残る。

個人的には、今人気のライアン・ガルシアよりも、バージル・オルティスの方が、プロらしくフィジカルが強く、ずっといいファイターのように感じるが、

ファイトが正直であり、根性で殴り勝つような愚直さなので、スペンスやクロフォードには敵わないような気がするが

この若者はカネロに続くラテンのスター候補の最有力だろう。
常に力んでパンチは強・強・強、非常に体力を使う戦い方だが、若さと練習量で余りある。

インターコンチネンタルタイトルを獲得したが、次が正規の世界戦でいいとおもう。

フッカーも堂々とオルティスを称える。

マルセリーノ・ニコラス・ロペスVSジャイロ・ロペス

36勝24KO2敗1分

リナレスをKOしたセサール・カノにも圧勝しているマルセリーノには世界戦のチャンスがあってもいい。試合ごとに、ルーカス・マティセにそっくり、マティセより緩急があり、強いかもしれない。マルセリーノが多彩に機能的に圧倒するも、ジャイロが捨て身の闘争心をみせ、打ちつ打たれつの熱戦。ジャイロが何度もダウンするも、試合を捨てないで殴り返す。

5回、4度目くらいのダウンでついにジャイロはギブアップ。マルセリーノの試合は熱い。攻撃的で機能的。世界戦をさせてあげたい。メインもこういう熱戦になるかも。

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