ゲイリー・ラッセルjrへの挑戦権なので厳しいですが、ジョシュ・ワーリントンが辞退したのでララになったそうです。ララ、ド迫力で好きな選手ですが、ディアスJrはなかなか隙がありません。ゴロフキンVSカネロのアンダー予定だそうです。
ジョセフ・ディアスJr
24戦全勝(13KO)
ロンドン五輪代表。
2回戦でキューバのラザロ・アルバレスに敗れる。
世界選手権では現王者のオスカー・バルデスを下すも、またもやラザロ・アルバレスに敗れる。
米国では何度も王者になっており、今度井上と戦うアントニオ・ニエベスも下している。
ここまで全勝ですがWSBではメキシコの選手に一敗している。
カリフォルニア生まれとあるがメキシコ人かメキシコルーツなんだろうな。
世界に挑むキャリアとしては申し分ないゴールデンボーイプロモートのエリート。
日本ならこの半分か3分の1で世界挑戦でしょう。
オラシオ・ガルシア
マヌエル・アビラ
というテストマッチもクリアしています。
特徴はいかにもアマエリートでスピード、回転力があってディフェンスもいい、隙のない選手ですが
体格もパワーもフェザー標準で怖い選手ではありません。上手くてポイント奪うのは大変ですが
倒して勝つなら勝機はあるという印象です。
ホルヘ・ララ
29勝(21KO)2分
再起のモンティエルを初回で倒し注目されたメキシコの野性児。
たぶん、アマエリートではない。ケンカ屋、倒し屋だろう。写真によって目がぶっ飛んでいるようにも見える。
今、人材に乏しい気がするメキシコ軽量級において、個人的にルイス・ネリより好きで応援しているのがこのララです。モンティエル戦は事故的なものとおもっておりましたが、超強振にして伸びる狂暴な左、その他試合をみても戦績が嘘ではないド迫力なのでした。
ボンバーの継承者は日本じゃなくメキシコにいましたとさ。
しかし先日書いたヘスス・マヌエル・ロハスには苦戦して負傷引き分けでした。
ガンガン飛ばすケンカ屋なので、長引くと単調で読まれるというか、多くの引き出しがあるわけではなさそうです。
いわゆるエリートと雑草の対戦で試合が長引けば完成度の高いディアスJrが盤石でしょうが
KOかボコボコに効かすことができればララにも勝機がある試合にみえます。
そしてララにはそういう可能性を秘めた荒っぽさと強打があります。
左を強調しましたが右も荒い、怖いです。
昨今のボクシングでは五輪出のエリートが活躍する図式ですが、ララみたいのに望みを託します。
ジョシュ・ワーリントンが辞退するのもわかる気がする。
王者にはなりたいが、こいつには今は勝てそうにない・・・
でも王者はゲイリー・ラッセルですから、ここを乗り越えるしかないわけです。
みなさんはどっちのファイトが好きですか?
世界挑戦前にこんだけのサバイバルをこなす・・・
筋金がちゃいます、フェザー以上で日本人が海外で結果を出すのは無理な話だな、やはり・・・
関係ないですが、ずっと誰かに似てるとおもってて、やっとわかりました。