階級別 ライトフライ

綺麗な雑草/田口良一VSヘッキー・ブドラー

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八重樫を初回3種のパンチでKO勝ちした怖い王者のミラン・メリンドを破る金星で、アマキャリアのない雑草上がりとして2冠王者に飛躍した田口、Lフライ級ナンバーワンといえるでしょう。

対する挑戦者は元ミニマム級王者の白い南アフリカ、ヒッキー・ブドラーです。
田口有利の声が多いが、なかなかの強敵です。

ここを明確に勝つことで本当のLフライナンバーワンといえる。

田口良一
27勝12KO2敗2分

童顔だが31歳のベテラン。
長身細身の見た目と違ってタフネスとスタミナが驚異的。
スロースタートで後半強い。

日本人アルアルだが、長身、ロングリーチなのに接近戦のボディが特徴のボクサーファイターだ。序盤、技術戦でパッとしないと中盤から後半はスタミナを生かしたボディラッシャーに変わる。この無尽蔵の体力が一番の武器だろう。弱そうな顔をして打たれ強い。

洗練されているとまではいえないが、ガードもディフェンスもよく、安心してみていられるしサウスポーにスイッチする器用さもある。宮崎のようななんとなくテクニシャンな相手だと盤石、余裕勝ちするスマートさもあるキレイな雑草だ。

叩き上げの強さがある王者だが、勝ち味が遅く一発のパワーはない。

ヘッキー・ブドラー
31勝10KO3敗

童顔の29歳
こちらの方が見た目のスキルは上かもしれない。
スター不在のミニマム級ではひとつ抜けた安定王者であったが、格下に不覚をとり階級アップ。メリンドとの試合では勝ちでもいい内容の1-2。ラストにダウン宣告されたが微妙なもので流血のメリンドが傷口にアドレナリンを塗っていたのはルール違反と再戦を指令されていたほどだ。

この再戦指令と、メリンドに勝った田口という経緯がこの試合を決めたのだろう。

低迷期のミニマムであまり熱心に観た記憶のない選手だが、この選手もパワーレスだが運動量が多い。すばしっこい。ポイントゲッター型のボクサーファイターで、スピード、テクニックは田口を上回るかもしれない。以前は全身タトゥーに奇抜なピンクの髪型などかなり見た目にこだわる選手だったが今回はどうだろう?

両者ともに判定型だが、ブドラーが判定勝ちの多いスピードテクニシャン型なので、田口としては中盤、後半までにボディで消耗させて倒してしまいたい相手だ。キャリアも戦ってきた相手レベルも互角かブドラーが上といえるくらいで、メリンドの強打にも耐え抜いたブドラー。技術戦をしてるとなかなか捕まえられないだろう。

プレスとボディで削って後半KO、あるいは圧倒的優勢での判定
やはり、雑草大成型の田口の活路はスタミナとボディだ。

田口は負けない、負けにくいとおもっているが、厄介な相手であることは間違いない。
2冠がかかるのだから、ブドラーも本気で勝ちにくるはずだ。

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