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マインドゲーム/カネロ・アルバレスVSセルゲイ・コバレフ

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現在のコバレフのトレーナーであるバディ・マクガートのインタビュー。追記しようとおもいましたが、長くて結構深い内容なので別記事にしました。要点だけのニュアンス訳ですがどうぞ。

インタビュアーがリングマガジンのタグ・フィッシャーだけに質問が結構鋭いんです。

そこに真実はあるのか/カネロ・アルバレスVSセルゲイ・コバレフ

現時点で一番説得力のある、元トレーナーのジョン・デビッド・ジャクソンの言葉がありましたので追記して紹介します。 この記事が気に入ったらいいね ! しようシェアするツイートするTwitter で Fol ...

この試合について

マクガート
「ポーターVSスペンス、すごい試合になるだろう。そのすぐ後にセルゲイVSカネロ、ボクシング界にとっていい流れだ。カネロの勇敢さを賞賛するよ。今のところ体重制限に関する水分補給条項は確認してないよ、そんなのなければいいね。カネロがあまり体重を増やしすぎるのは彼自身にとっても良くないとおもうよ。自然な体重、適正階級というのがあるんだ。ミドル級よりせいぜい10ポンド増やすくらいが限界なんじゃないかな。」

カネロ陣営はこの試合を計算ずくで簡単な仕事とみなしているという声があります。コバレフはダメージの残る老人でダウンして負けたこともあると

マクガート
「パッキャオは若いサーマンに負けるとみんな言ってたよね。「老人」はみんなを驚かせたじゃないか。ファイターは丘の頂点を目指すとよく言われるけどみんなわかってないのは丘を超えるとスピードが上がるという事だよ。一度乗り越えれば物事は簡単になるんだ。

セルゲイはこの試合にエキサイトしているよ。伝説を築くことの意味を知っている。もう私に100回は電話してきた。明日からスパーリングがしたいと。今はリラックスだ。試合を終えたばかりだからよく休めと伝えた。昨日も電話してきて本当に休んでいいのかと聞いてきたよ。

9月後半、10月の1カ月しかないけど、試合をしたばかりなのでコンディションは整っているはずだよ。

コバレフの試合間隔が短すぎるという指摘については?

マクガート
「そうとも言えるけど今回は大丈夫だよ。身体もスキルもシェイプが整ったままなのが一つ、もう一つは減量の心配がいらないからね。」

コバレフ勝利のカギは?

マクガート
「これが私たちの究極の目標、課題さ。基本を大事に、そこから全てやっていく。チェスのような技術戦になるとおもうよ。」

コバレフの強みは?

マクガート
「彼の強みは左ジャブだ。ボクシングIQもみんながおもっているより遥かに高い。単なるパンチャーではなくスマートなファイターなんだ。彼のトレーナーをするまで、こんなに賢いとはおもっていなかった。

ある時セルゲイはアマチュア時代のビデオをみせたんだ。私は「一体何が起きたんだ?」と聞いた。セルゲイは「わかりません。私は彼から逃げました。バディ」と言った。今のセルゲイがどう変わったのか見てみようじゃないか。」

カネロの強みは

マクガート
「完成度が高いトータルファイターだ。とてもスマートでテクニカルだ。カネロと戦う時は注意が必要だ。ガンガン攻めても餌食にされてしまう。アウトボックスするのも大変だ。彼は休ませてくれない。休ませてくれるとしたらカウンターが飛んでくるよ。重要なのはカネロのリズムを崩すことだ。カネロのリズムに合わせると非常に厄介だ。」

カネロに弱点はありますか?

マクガート
「弱点とはいえないけど時々カネロは緩む時がある。自分のリズムでコントロールしているからいいんだけど。だから我々はカネロが今まで経験したこともないような世界に連れて行かねばならない。カネロがコントロールできない世界です。私が言ってることがわかりますか?

カネロのリズムで戦うと彼はやりたい放題できるんだ。だから、フィジカル的にだけでなくメンタル的にも、相当焦らせなければならない。それはある種のマインドゲームです。とても興味深いものになるよ。」

ラスベガスではカネロは決して判定負けしないと言われています

マクガート
「全然大丈夫だ。根拠を教えてください。全世界が注目している試合です。もし変なジャッジが起きたら再戦が必要になります。」

ボクシングは決してフェアじゃないとおもいますが?

マクガート
「OK!もし疑惑の判定になったら、みんなわかるはずです。再戦です。ゴロフキンは負けにされたけど彼のキャリアは傷つきませんでした。」

いいえ、ゴロフキンは傷つき、カネロが富も名声も全部持っていきました。

マクガート
「観た人にはわかるのです。ゴロフキンは信用を失っていません。」

そろそろコバレフがトレーニングを開始すると言いましたが、カネロ対策のために似たようなスタイルとサイズの相手を用意しますか?

マクガート
「私は古い体質の人間です。大きな選手も小さな選手も関係ありません。仕事は仕事です。最適なスパーリングパートナーを用意するには時間がかかります。単純にサイズが同じならいいわけじゃないんです。よく考えさせて、理解させ、実行できるパートナーが必要です。相手と同じサイズのパートナーを用意すればいいという話ではないのです。そんな事にこだわる人は愚かです。」

コバレフとカネロの経験値をどうみますか?

マクガート
「まあ聞いてくれ。彼らは共にスマートで、それぞれの階級のベストです。ベストな相手と常に戦ってきました。それがこの戦いを興味深いものにしているのです。とても計算高い緻密なマインドゲームになるでしょう。彼らは目の前の敵全てを片付けてきました。

どちらのファイターにも何一つ咎める点はありません。

キャッチウェイトなしのライトヘビー級にステップアップして戦うカネロには本当に脱帽だよ。」

ちょっと意味がわからないところがありましたが、(コバレフのビデオのところ)
チェスのようなマインドゲームか。

カネロが今まで経験したこともないような世界に連れて行かねばならない。

というのはよくわかるが、ベテラン、キャリア終盤になったコバレフは敗北を反省し、ノックアウトに拘らない慎重な判定型のアウトボクサーになったと感じるが、これがニューコバレフ、マクガート流なのだろう。スタミナに不安があるから最初から飛ばすのを控えているのだろう。

しかし個人的には、ウォードに対する敗北も、エレイダー・アルバレスに対する逆転KO負けも、ラウンド中盤から後半に起きている。
カネロが今まで経験したこともないような世界に連れていくためには序盤から恐怖を与えて欲しいものだ。恐怖で終わらず効かせるようなら一気に決めるくらいに。

もうカネロ戦で判定勝負はコリゴリなんだ。

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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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