禁断の男たち/ジェルウィン・アンカハスVS井岡一翔

単なる希望的試合でしかないが、アンカハス擁するMPプロモーションズは、自身の抱えるIBF王者、アンカハスとWBO王者の井岡一翔の統一戦を希望している模様。

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アンカハスには3位のジョナサン・ハビエル・ロドリゲスとの試合が予定されており、それを無事クリアすることが条件となる。3月13日にはWBA王者、ローマン・ゴンザレスVSWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダの統一戦が予定されている。その勝者に挑戦権を持つのが元王者、シーサケット・ソー・ルンビサイだ。

個人的なスーパーフライ級の格付けをしてみる。

1位 シーサケット・ソー・ルンビサイ

ゴンザレス、エストラーダを破ったが、エストラーダに再戦で大差負けて今の位置にいる。パワー、タフネスは折り紙付きだが、スキル、フットワークに難があり、ノックアウトしないと勝てないファイターだ。

一度栄華を極めたタイ人は享楽の果てに落ちていくパターンも多く、かつての勢いはないとおもうが、エストラーダに敗れた試合は奇をてらってオーソドックスでファイトした。手遅れ気味にサウスポーに切り替えるとエストラーダはやりにくそうで、何よりそのパワーに押されていた。

シーサケットは元来オーソドックスらしいが、サウスポーでこそ輝く。ノンストップの重戦車のようなファイト、左ボディと右フックの鬼と化して猛アタックした時の彼が一番怖い。恐怖を与えてなんぼのファイターだ。

2位 ジェルウィン・アンカハス

ネクストパッキャオと期待され、アメリカに拠点を移したが、試合にムラがあり相手レベルも上がらず人気も上がらず期待外れ。しかし既に8度(くらい)防衛している。並のランカーとの違いはみせている。

この男の強みもシーサケットと同じく、サウスポーであること、フィジカル、パワーが強いこと。シーサケットと違い、よくスーパーフライを作れるなというほど上背もあり痩せてもいない。ムチムチだ。そして基本に忠実、未だ硬さ、未熟さを感じるが、基礎の軸が強く、優等生的にまだまだ伸びる素材だ。

船井あたりに苦戦したアンカハスなど目じゃないという意見もあったが、苦戦ではなく圧勝だ。身体に宿るパワーが全く違った。誰も、アンカハスをスルーするのは彼がハイリスクローリターンだからである。

3位 ファン・フランシスコ・エストラーダ

キャリア、年齢(まだ30歳)、成熟度では彼がP4P評価通り、この階級のナンバーワンだろう。ゾンビのようなタフなメキシカンスタイルから、職人のごとき万能派に変わった。スタミナ、手数、スキルがあり、とても粘り強く、難攻不落のメキシカンクラシックな領域に達している。

しかし、Sフライでは特筆したパワー型ではなく体格も小さい。この男と技術戦をしたり、同じペースで打ち合いをしてはいけない。スピード差を生かしたり、パワーでプレスし徹底的に潰すような、極端な戦略で挑まねばなかなか攻略できない。万能型でとても総合力、適応力が高い。

シーサケット戦では明らかにフィジカルパワー負けしており、再戦で勝ったのはシーサケットの戦術ミスのせいだ。ただし、エストラーダが現在のこの階級のトップであるという評価と自信は揺るぎない。

4位 井岡一翔

親の庇護から離れてからの数戦のキャリアで完全に見直し、田中とのファイトで揺るぎない評価へと変わった。日本屈指のテクニシャンであり、スケール感はないがボクシングに穴がない。コンパクトに完成されたリングの職人。

田中との試合は100点、完璧だったが、相手がSフライがはじめての田中であり、誰に対してもあのカウンターが炸裂するとは限らない。100点ファイトでもかなり被弾し目を負傷しており、そのままシーサケットやアンカハスにスライドして同じファイトが通用するかは未知数だ。

それでも、もはや、どんな相手とやっても期待を持てる至高の芸術。

5位 ロマン・ゴンザレス

元P4Pナンバーワン、Lフライ時代はエストラーダ得意の打ち合いで凌駕したパーフェクトで特別な存在だった。WBAを戴冠したカリ・ヤファイ戦も内容はよく格の違いをみせつけた。

しかしやはりSフライ級は荷が重い。打ち合い、打たせて相手を凌駕するスタイルなので勤続疲労、ダメージの蓄積、年齢や階級による限界を感じざるを得ない。相変わらず、打たせて、それ以上に打つファイトをしており、眼に輝きがない。

番外 ドニー・ニエテス

上記の中で井岡が勝ち上がることが出来れば、この男がナンバーワンとなる。もう40歳近く、落ちてはいるだろうが、井岡との僅差ファイトでは井岡以上の美しさ、職人的ファイトをみせた。同胞のアンカハスよりは確実に上手く、引き出しの多いリングの職人だが、フィジカル、パワーを抑える事ができるかどうかはわからない。

こんな印象だ。

私の中では本場の巨人、ロマゴンやエストラーダよりもアジアのシーサケットやアンカハスの方が評価が高い。それは、総合力というよりもパワー優位の一点に尽きるのだが、彼ら以外は下から上げてきたSフライという感覚が今なお抜けない。バンタムでも通用しそうな潜在能力という見方をするとこうなってしまう。

技術的には下手で総合力は劣るから、己の強みが生きるファイトに徹底すればの条件付きだ。

Sフライは長きにわたり、ロマゴンやエストラーダが本場の主役だが、彼らと絡むことが金と名声になるからだ。しかし個人的にはアジア人が席巻して欲しいし、出来るとおもっている。

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コメント一覧
  1. それだったらアンカハスもその中の誰も倒してないから評価すべきではないのでは?
    井岡よりもアンカハスは大した相手に勝っていない。

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  2. 井岡のスーパーフライ級の評価は最低でもアンカハス、ロマゴンとエorストラーダ、シーサケットのどれか1人にせめて勝ってからだろう
    ニエテスにしてもパリクテにしても、これといったスーパーフライ級の実績はなかったのは事実
    ましてや田中なんて、井岡戦がスーパーフライ級では初経験
    田中はライトフライ級でも格下相手にダウンを取られ、あやうく倒されかけた程度の安定感の無さ

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  3. サラスが井岡の五階級制覇を狙い井上を狙ってる記事がありましたが、井岡は嫌いでもないが9位に入り調子に乗り発言に井岡には手の届かない存在井上と思う俺は井岡陣営が井上の名を出すのも勘違いすんな身の丈を知りなさいとムカついてるが、皆さん二人の対戦どう思います❔

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    • 別に対戦アピールするくらいいいでしょ。それで盛り上がる側面があるのだし。
      むしろ、それくらいの事でそんな乱れた書き込みができるなら、井上信者の素質があると思いますよ。

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    • ムカつきはしませんしトレーナーのサラスが言っていただけですね。また5階級を~とは言いましたが井上を狙っているとは言っていないです。

      実現できる可能性のあるSフライとバンタムのビッグファイトの一つに井上戦があるが具体的には何も決まっていない。 です。英語を訳せないのか知りませんがちょっと飛躍させすぎですよ。

      お互いのファン、あるいはボクシングファンが妄想するのは自由だとは思いますが、勝手に間違った解釈をしてムカついていると書いてしまうあなたの書き込みはこういう貴重なボクシングブログにはそぐいませんね。残念な方ですね。。。

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    • あなたが身の丈を知りなさいと思いました。
      あなたに対して勘違いするなとも思います。
      海外メディアが井上の対戦候補に名をあげるほどの、プロとしてトップレベルの仕事をした井岡とその陣営に対して「勘違いすんな」と言えるほど、あなたが偉いとも思えない。
      ファンがそんな感じだと井上の株も下げてしまうから、そういう発言は控えたほうがいいと思いますよ。

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      • 最近井上の威を借りて調子に乗るファンが増えた気がする、海外の選手が井上とやりたいとアピールすると格が違うとか日本の選手の試合に井上とはレベルが違うとか凄いのは井上であって井上信者は何も凄くないミーハーなんだから身の丈を知ったほうがいい。

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        • ミーハーの井上信者なんて可愛いもんだよ。それよりも評論家気取りのボクオタ井上信者が見ていてキツイな。

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    • 井上の目標は先ずバンタムで4団体統一、その後はSバンタムで4階級制覇、そして最後にフェザーでベルト奪取らしいので井岡とはやらんでしょうな。

      残念ながらタイミングも階級も合いそうにない。

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  4. いろんなブログに書き込んでるななしさんでしょ
    ローマンマルチネスなんか、例のブログであれだけ馬鹿にされた
    長谷川がフェザーのベルト掛けて戦ったブルゴスとドロー
    (実際には負けてたという声が多数)なのに、ロマチェンコの対戦相手に
    なると、トップクラスのボクサー扱いされるし、リゴンドーなんか2階級下で、
    田中が井岡と戦うとなった時はSフライでの実績がないとあれだけ騒いだのに
    リゴンドーがいきなり2階級上のロマチェンコと戦う場合はトップクラスのボクサーになったり
    はっきり言って、言ってる事に整合性が全くない…
    そう言えば、ラッセルjrとは王座決定戦なのに、それについては騒がないんですね

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    • 匿名で書き込んでるのに何故バレてるのかよく考えた方がいいと思うのですが、本人に言っても無駄なんでしょうね。

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  5.  あれだけ井岡にボコボコにされたのに、田中な井岡を追い詰めたというのは疑問に思いますね。
     井岡が最後まで劣勢で、追い詰められての逆転KOならわからないでもない。しかし、追い詰められて、セコンドに倒すしかないといったわけでどう考えても田中は井岡を追い詰めてない。

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  6. 世界のボクシングと日本のボクシングっていうブログにいるのと同じ方じゃないですかね。
    色んなブログに書き込んでは反論されまくってるのに、アンチ認定して聞く耳を持たない人ですよ。言うだけ無駄、スルー安定です。

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  7. 田中はロマチェンコとならぶ
    12戦で最速3階級制覇とマスコミはロマチェンコと同格といった風潮にして田中をもちあげましたが、ロマチェンコの戦績を無視しすぎです。

    ロマチェンコはラッセルジュニア、ニコラスウォーターズ、ソーサ、ローマンマルチネス、リゴンドー、リナレスなどそうそうたるスーパーフェザー級まで階級のトップクラスのボクサーを倒してからの階級制覇です。
    リナレスをやぶり、3階級制覇を達成しましたが、ライト級では3団体のベルトをとってる。
    つまり、ロマチェンコは3階級制覇と同時に5つの団体のベルトを獲得しています。
    メイウェザーになるとスーパーフェザー級から、スーパーウエルター級まで5階級制覇してますが、階級の一番強い王者を倒し、団体制覇のベルトの数は増えるでしょう。

     メイウェザーやロマチェンコなどの行動から、近年は防衛記録より、団体の一番強い王者からベルトを奪うことが評価される時代になってます。

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    • 田中の3階級制覇についての評価という意味ではロマとは違うというのはボクシングファンなら誰でもわかっている事だし田中本人もそう思っていると発言していますからね。
      でも、ロマはそもそもデビューした年齢が違います。

      また、田中の戦績で凄いところは相手の戦績です。戦績で負けの方が多い相手がいないのです。これは井岡は1戦目、井上も2戦目は負けの方が多い相手としています。
      勿論強い相手が避けたりという事もあるかもしれませんが、将来世界王者になる保証が無い中、なかなか出来るマッチメイクではありません。

      井岡に負けたことで全勝という足かせも無くなり若い時に井岡とやった事で、むしろ今後にさらに期待が出来るようになったとも言えるかと思います。
      井岡に負けはしましたが、試合を何度か見返すとボディにもよく入れれていたし田中自身のyoutubeでの印象よりも、井岡を追い詰めていたようにも見えました。

      とにかく、ロマと同じ最速だからといってロマと同じとはだれも思いませんが、その一方で田中が持ち上げすぎというわけでもないと思います。

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  8. ニエテスはスーパーフライ級では身長が低く、体格も小さくパワー不足ですが、技術戦では勝てません。井岡のような技術、カウンタータイプは特に勝てません。アンカハスも勝てません。
    スピードはないですが、攻守の展開がはないニエテスに勝てるとしたら、体格とパワーで圧倒するしかありません。
    シーサケットもニエテスのカウンターの餌食になるかもしれません。ニエテスに勝てるのはエストラーダしかいないでしょう。

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    • そんな事は織り込み済みで、妄想するから楽しいんじゃないですか。断定はダメですよ。相性、コンディション、タイミング、成長、進化、退化、運など総合的に考えてるんですから。

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  9. 井岡の実力は結局ピークを過ぎていた同じミニマム級上がりのニエテスに勝てなかった程度
    調整無しでスーパーフライ級に上がって来た田中に勝ったぐらいで、井岡はPFP10位は過大評価され過ぎです
    あの田中なら、他団体の王者でも圧倒して倒していた可能性が高いと思います

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    • 調整試合なしでパワーやスピード、フィジカルが不足していたならまだ分かるのですが。

      一応パリクテ戦後のニエテスは当時PFP10位だったんですよ。
      その(ピークを過ぎた)PFPランカーのニエテスを、他団体王者もやりたがらずに干されたのはつまりそういうことです。パリクテとの再戦を拒否したニエテスにも問題がありますが。

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      • そのニエテスの井岡戦前のスーパーフライ級の実績
        井岡に倒されたパリクテに疑惑と言え、引き分けた1試合だけですからね
        明らかにスーパーフライ級のニエテスは大した実績と実力があったとは思えませんね

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        • 井岡に勝てなかったからパリクテは弱い。
          パリクテに勝てなかったからニエテスは弱い。
          ニエテスに勝てなかったから井岡は弱い。

          これじゃ循環論法ですよ

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    • なんでわざわざ対戦相手を貶めてニエテスや田中をそんなにこきおろすのにアローヨ戦で負けてからエストラーダとやるまで格下に微妙な試合しかしなかったクアドラスやニエベスとドローのバリオスと引き分けるアンカハスを持ち上げるのか分からない、エストラーダ戦でクアドラスが全盛期並の実力を発揮したとでも思ってるの?
      ピークの過ぎたクアドラスにダウンを奪われて接戦のエストラーダがスーパーフライの王者の最近の試合の中で一番評価の下がる試合だった。

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  10. プロボクシングをビジネス目線で観ていると、当時のロマゴン井岡戦は、出来なくて当然。

    ロマゴンは、帝拳と契約していて、電通フジテレビ。
    一方、井岡は、博報堂TBSのメイン。
    興行になるわけなかっんですよ。

    でも、今なら海外で決戦もありえる!
    観たいですね。期待します。

    1番強いのは、シーサケットだと思っていましたが、、、性格的に、もう無理そう(笑)

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    • ビジネスと関係なく、どのみち井岡ではライトフライ級のロマゴンに負けていました
      当時の井岡は同じくロマゴンとの試合を避けたレベコ程度に手こずるぐらいですから
      井岡は負け数が1つ増えなくて良かったんじゃないですかね

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  11. 船井はジャブとストレートしかなく、フットワークも単調です。 アンカハスにすぐに見切られてしまいました。
    アンカハスはジャブとストレートだけじゃなく、フックもアッパーも打てるし多彩です。
    船井との差はすぐにわかります。
    アンカハスは船井のパンチがあまりにもないので、ラッシュを仕掛けます。そのラッシュがあまりにも雑でした。フルスイングラッシュを繰り返しても船井には怖いカウンターはないと判断したんでしょう。
    ラッシュに耐えた船井に対して、アンカハスはスタミナきれをおこします。動きが鈍ったアンカハスを船井はチャンスでしたが、しとめることはできません。
    そして回復したアンカハスに船井はボコボコにされます。

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  12. バックステップの距離が長く異常にはやいボクサーですが、バリオスはそれだけです。
    アンカハスがパンチを打つと、バックステップに逃げ回ってる印象しかなかったです。

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  13. アンカハスにがっかりした試合はバリオスに負けでもおかしく無い接戦をしたことかな
    当時、バリオスが無名の王者クラスの選手なのかなと思って調べたけど、ニエベスと引き分けていたり、パリクテに2RKOされたマルティネスと二度引き分けていたりとあまり戦績から強い印象はなかった記憶

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    • バリオスは確か敵地で何度もドロー判定になってるね
      まさしく、バリオスはMr.ドロー男

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  14. もし、アメリカにUFCのような
    巨大なボクシングメガ新団体ができれば、60キロ以下の階級はみなはじかれるでしょうね。UFCの一番軽い階級はフライ級の60キロです。

    アジアにはONEがやろうとしてます。

    金を出せば、みなUFCにいきます。大物プロモーター、ダゾーンのようなメディアが必要です。
    カネロやライアンガルシアやスペンスのような人気ボクサーが移籍したらいいでしょう。

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    • オリンピック競技にもなっているスポーツのボクシングで、その伝統・権威なども捨てて新しく ぼくしんぐめがだんたい? とやらを作るメリットも分からないし既存のボクシングとの違いも分からない。。。
      おおものぷろもーたー って。。。苦笑。ダゾーンのようなメディアって既存のメディアに取って代わって、例えばHBOを撤退に追い込んでいった新しいメディアの一つがダゾーンなのに。。。ここのブログにここまでボクシングに無知な人がくるのも珍しい。。。

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    • MMAの体重をボクシングと同じに語るのはちょっと...
      そもそも、UFCのフライ級は56.7kgだし、
      MMAに適した体を作ると、同身長でもボクシングより重い体重が適性となるから、
      UFCのフライ級の選手は身長が160cm台が多く、バンタム級(61.2kg)でも170cm前後と身長でみた階級の体格的にはボクシングと変わらない

      ちなみに、ONEでは水抜き禁止で階級を構成しているから同階級でも他MMA団体より重く設定しているように、キックやMMAは団体ごとに体重と階級の名称が一定となっていない
      事実、キックのペトロシアンは同じ70kgで戦っていても、団体が変わるごとにミドル、ライト、フェザーと階級は変わっている

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  15. 井岡はあのまま日本にとどまれば、長谷川、山中、内山方式のように並の世界ランカーやロートルとやって防衛を重ねて、評価されそこそこ金を稼げましたが、すべて捨てて、海外で安いファイトマネーで海外の強豪アローヨとやりました。
    長谷川、山中、内山は海外に出てラファエルマルケスやドネアやサンタクルス、マイキーやブローナーらトップレベルのボクサーと戦う行動をおこしませんでしたが、井岡は行動をおこし、アローヨや負けはしましたが、ニエテスとやってます。
    時代がかわって、団体が多くなり、王者も乱立してる中で一つの団体における国内限定の世界王者の国内での防衛記録がもてはやされる時代でもないのでしょう。

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    • アローヨ兄はそこそこ強い時とそうじゃない時の差が大きい
      連続KO記録があったロマゴン相手に判定までいったり、敵地でアムナットからダウンを奪って、敵地じゃなければ勝っていた試合内容をした時もあれば
      大した事ない時は、京口に負けたブイドラゴに2度もダウンを取られて、地元判定でようやく勝ちを拾えた程度のレベルの時がありました

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  16. アコスタはソトに負けてるので、過大評価。ソトはレベコや井岡に負けたアルバラードとやる可能性があります。
    レベコは、井岡に負け、ニエテスにはボコボコにされている。
    ここで、田中のレベルがさらにわかります。田中については、ライトフライ級やフライ級時代にアルバラードを倒したレベコや、更にレベルの高いムラザネクラスのボクサーと対戦しておらず、同じ日本人ボクサーの木村やトロハツのような並の世界ランカーしか戦ってません。

    グアドラスとエストラーダの差はスタミナの差です。あんなに激しい恐ろしい手数の応酬で打ち合いをやってますが、前半動きのよかったグアドラスはスタミナきれで失速したのにたいし、エストラーダはまるで今、試合がはじまったかの動きをやります。

    グアドラスは実力者で、スーパーフライ級以下で井岡以外軽量級の実力のある日本人ボクサーは勝てる確率は低いでしょう。

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    • 田中の対戦相手にそこまでケチつけるならアローヨ戦以降のクアドラスなんか並の世界ランカー以下の選手とパッとしない試合しかしてないのにいつまで実力者扱いするのか、5〜6年前のクアドラスならともかく今のクアドラスなら田中は勝てるし石田とか福永でも十分勝ち目はありそう。

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  17. 2年以上もブランクを作ってもうすぐ39歳になるニエテスに果たして力は残されているのか

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    • 井岡戦が最後の輝きになる可能性大ですね。
      井岡がSフライで良い試合すればするほど株が上がっていく。
      アムナットやシントロンみたくフットワーカーに若干弱いのは知ってましたが、ニエテスは中、近距離の井岡の土俵で技術勝ちしてましたし。

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  18. 仮にロマゴン、エストラーダ、アンカハス、そしてダラキアンがスーパーフライ級に上げて戦う事になれば、今の井岡はどうなると思いますか?
    井岡贔屓で過大評価して見ても全勝はまあ無理でしょうね
    あえて、今の井岡が勝てそうと言えるのはダラキアンですかね
    やはり、ピークを過ぎたニエテスに勝ちきれないとこを見ると強豪相手に勝ち上がれる程の実力は井岡にないと見ています

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    • そんなの上に挙がっている他の選手にも言えることでしょう。
      総当たり戦をして全勝できる選手も全敗する選手もいないと思います。相性の問題です。

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    • ピークを過ぎて最近パッとした試合がなかったクアドラスにダウンを奪われたエストラーダこそ過大評価し過ぎかと思う、クアドラス戦の出来だったらエストラーダこそ全敗しそう。
      アンカハスやダラキアンは対戦相手が井岡よりも大した選手とやってないのに何でそんなに過大評価できるのか不思議。

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      • クアドラス戦はダウン奪われての接戦でしたけど
        バンタム級契約でも戦って、今までクアドラスはKO負けした事ありませんでした
        それを初めてKO勝ちなので、エストラーダは過大評価ではないと思います
        エストラーダ以外にクアドラスをKO出来る選手が、他のスーパーフライ級の選手にいるとは果たしているでしょうか?
        個人的には田中を倒したぐらいでPFP10位になった井岡が一番過大評価だと思いますね
        田中はスーパーフライ級の試合は井岡との試合が初めてで課題だらけで、井岡がスーパーフライ級の経験的に断然有利でした
        田中はライトフライ級の格下の無名選手(パランポン?)にダウンを奪われ、あわやKO負け寸前まで追い込まれて、両目の眼窩底骨折の重症も負わされていました
        田中は井岡戦前から打たれ弱さとオフェンスばかりでディフェンス能力の無さがありました
        木村との試合も打ち合いばかりして、木村のパンチによる被弾もかなり受けていました

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        • 田中もこれまでKO負けが無く、強打のアコスタ相手にダウンなく勝ったことも高評価の理由の一つだったのですが。

          上でも言っているのですが、エストラーダはKO負けしたことがないクアドラスを倒したことより、ダウンした後もパンチを余計に貰っていたことが問題。
          クアドラスは元々打ち合うファイターでなく、WBC王者だった頃はとにかく動き回ってアウトボクシングするタイプだったんです。そして今のファイター型になってからKOが増えて強くなった訳でもなく、井岡戦前のアローヨにも負けているのです。

          直近のクアドラス戦のようなダウンの貰い方を、仮により強打の選手相手にやってたら、負けてたのではないかという疑念が残ります。今のSF級の王者クラスは皆クアドラスよりパワーがあったり、精確なカウンター持ちだったり、全階級屈指のブロックリターンの技術がある選手ばかりです。

          なので井岡にはその欠点を突いて勝ち、PFP10位入りが正しいことを証明して欲しいです。自分の中ではまだ井岡ではなくゴロフキンをPFPリストに入れるべきだ思っています。

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  19. ロマゴン、エストラーダ、ダラキアンと戦うチャンスがありましたが、戦いませんでしたね。
    もし戦っていたら、井岡は負けてます。戦いを回避した選択は正しい。ジムや局の意向もあったのでしょう。今なら、井岡は戦うでしょつ。

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  20. 和氣はYouTubeでジムの会長に怪我したことにされて世界戦をキャンセルされたりリゴンドーを回避されたりしたと言ってたし、日本のジム所属の選手に相手を選ぶ権利なんかないことくらい大人なら分かるだろう。
    ロマゴンを回避したのは井岡本人より親父の意向なんだから攻めるなら井岡ジムを攻めればいい、エストラーダについては勝手に決めつけ過ぎだしそれこそエストラーダと対戦する義務も義理も初めからない。

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    • 同意です。ですが、エストラーダについてはWBAから対戦指令が出ています。
      ttps://www.sponichi.co.jp/battle/news/2016/07/21/kiji/K20160721013006880.html
      この記事に書いてありますが、正規王者が統一戦を拒否しても何の罰則もないって不公平ですね。

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    • じゃあジムから逃亡して連絡もつかなくて困ってるって当時の報道は何だったんだ。

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      • それについても和氣がYouTubeで語ってる、試合をキャンセルされたこととネットの中傷が嫌になってジムから距離を置いたら会長から激怒されて引退させられそうになったらしい。

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        • でも結局井岡は1年半?ぐらいだったかな
          1度、正式に引退してますよね
          せめて、引退する前に出されていた指名試合のダラキアンと戦ってからにするべきだと思いました
          ダラキアンは実力の割には、ハイリスクでローリタンだから井岡はまた避けたと個人的には思いました

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  21. 井岡はライトフライ級のロマゴン、フライ級のエストラーダに相手に勝ち目なんてなかっただろう
    仮に戦っていたら、現時点で井岡は2敗じゃなく4敗していた訳だし
    井岡目線で見れば戦わなくて大正解だっただろうね

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  22. ロマゴンだけはKO負けがありますが
    井岡はロマゴンの指名戦から逃げたので、ロマゴンに1Rで倒された選手より下の評価で見ています
    井岡はアンカハスとやってアンカハスに負けて、ロマゴンvsエストラーダの勝者に今更関わらないようになって欲しいです

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    • >ロマゴンだけはKO負けがありますが
      間違い
      キャリア初期でスーパーフライ級でないといえ、シーサケットもありました

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      • すいません、そういうキャリア全般で書いたつもりはありません。あくまで世界戦レベルになってからの事です。そういう目線でのハナシと思って書きました。
        キャリア初期など、ましてタイやフィリピンで叩き上げで出てくる選手のキャリア初期の話しはどうでも良いです。勿論、ニエテスの敗戦も含めてです。

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    • 逃げたとかいつまで馬鹿なこと言ってるのか、日本の選手の場合本人の希望よりジムや会長の都合が優先されることくらい分かりそうなものだけど。
      アンカハスも井上から逃げたとか言われてるけど陣営やファイトマネーの安さが問題だったし少しは選手にリスペクトを持ったら?

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      • アンカハスはそもそも指名戦をじゃないから、井上と戦わないといけない義務も義理が初めからない
        井岡はスーパー王者のロマゴンのと戦うのをWBAが義務付けていました
        それなのに、王者としての義務を最後まで果たさず300万円のお金を払って無理矢理回避
        プロボクサーにとっては、豪快に倒されて負けるより恥でしょうね
        フライ級もどうせスーパー王者のエストラーダ陣営に井岡陣営は交渉すらしてなく、エストラーダが階級を上げるのを待っていたんだろうね
        これらの事から、井岡は実質ミニマム級とスーパーフライ級しか制覇していなから2階級制覇と同じ価値

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        • 暫定から昇格した王者全否定ですか?
          少なくともエストラーダ返上後も防衛をこなしたフライ級は制覇に含めるべきでしょう。

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  23. 井岡はボクシングインテリジェンスが高く、田中戦やシントロン戦のように相手の得意なパンチをわざと出させて軌道を読んで、すぐにディフェンスで対策をたてられるテクニックがあります。

    田中のするどいワンツーも被弾こそしましたが、致命傷にならないディフェンスをやってます。
    ですぐに対策をたてられ、ワンツーは見切られてしまってます。

    井岡が勝てる可能性が低いのは、カウンターの名手ニエテスとエストラーダ、勝てる可能性があるのは、アンカハス、ロマゴン、
    シーサケットはわかりません。

    ニエテスやエストラーダは攻略はめちゃくちゃ難しい。ニエテスやエストラーダの鬼のようなするどい手数はカウンターを入れる隙がありません。
    ニエテスはディフェンスが鉄壁で、エストラーダはディフェンスに多少穴はありますが、シーサケットの攻撃にたえられるくらいタフです。スタミナ勝負では勝てない。エストラーダは上下に散らしてくるし足もあります。ボディうちも、しつようでうまい。

    ロマゴンはスーパーフライ級ではパワー不足。フィジカルやパワーがあり長身のパリクテ戦を経験してる井岡なら、ロマゴンのパワーと圧力にたえられるかもしれません。シーサケットはスイッチができ、タフで一発があります。

    アンカハスはわかりやすい攻撃をして、打ち合いも割と雑です。
    タフでパワーもあるでしょうが、シーサケット、ニエテス、エストラーダ、ロマゴンのようなレベルのボクサーと戦わず、たいしたボクサーと戦ってません。
    まだ実力はわからない。並のランカーは倒す実力はありますが、トップレベルかどうかわからない。
    ヤファイの例もあります。

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  24. ディフェンスやテクニックの以上に田中をふくめたトレーナーと井岡をふくめたトレーナーの経験の差も大きいですね。

    田中は自分の得意のフィジカルやスピードさらにパワーをあげるトレーニングを行ったのに対して、
    井岡は田中攻略のためのトレーニングをやってたんでしょう。
    たしかに、フィジカルやパワーがつき強くなりますが、それだけでは井岡攻略にはならない。

    田中は過去において技術が通用しないボクサー対して、得意のフィジカル、スピード、パワーでねじふせてましたが、そのパターンを井岡サイドに攻略されました。

    田中の過去のダウンシーンを見るとすべて、カウンターです。

    サラスは誘うボクシングをしたと語ってます。田中がしびれをきらして雑に出てくるように誘えという意味でしょう。

    雑とは、田中が攻撃にきた時のディフェンス、カウンターリスクのことです。
    田中がダウンをとられて、劣勢になった時に、もう倒すしかないと、セコンドに語ったようですが、まさにサラスや、井岡の狙いどおりです。

    田中や田中のトレーナーが劣勢の時にいつものパターンで他のプランを考えてなかったのも問題です。井岡は得意のカウンターを防がれても、第2第3のプランはたてててたでしょう。

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  25. 相性を考えるとシーサケットが一番可能性があるかなと思います。
    エストラーダは上体の動きは素晴らしいですが、足が割と普通なので五分五分といった感じです。
    アンカハスはパワー、フィジカルがこの中で一番でしょうが、攻撃が単調なので井岡の耐久力次第で勝機があります。逆にロマゴンは接近戦でも隙がなく、シーサケットみたくパワーで押し切らないとキツく、井岡との相性が最悪だと思います。

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  26. 一番突き抜けたパワーがあるけど、6人の中では弱点が明確なのがシーサケット。アンカハスは井岡との統一戦の話も出ていますが、記事を見ると防衛戦を優先するとのことなので、結局誰とも関わらずに終わりそうな気も。

    エストラーダとロマゴンは同じ興行で試合していましたが、寧ろエストラーダは被弾が目立ち、勤続疲労が気になりました。ロマゴンは離れ際以外ほとんどクリーンヒットを貰わずブロックし、近距離で圧倒していました。(勿論相手の力量の差やクアドラスの作戦による違いもありますが)ロマゴンの方がまだ強いかなという印象です。
    会場がメキシコの高地であった事も踏まえると、まだまだロマゴンもスタミナお化けです。

    後は井岡田中戦のCompuboxのデータ見ると印象以上に田中のパンチを貰っていなくて驚きました。本人は1Rから余裕があったと言っていましたが、ハッタリではなかったのでしょう。

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  27. 正直、井岡が勝てるのはロマゴンぐらいでしょう。ただロマゴンでも五分五分でしょうか。他のメンツではエストやアンカハスには負け、シーサケは勝てる可能性もあるが少し不利という予想ですね。アンカハスとシーサケは元々、ナチュラルに近い階級なので井岡とはフィジカル差がかなりあります。パワー負けしますね。ただシーサケはボディが弱いのでワンチャンはあります。

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  28. 以前にどなたかが、井岡ならシーサケートを相性良く攻略出来ると仰られてたように記憶してるんですが、強引にねじ伏せに来た田中をクリーンにはね返した試合ぶりを見るに満更でもない意見だと思いました。

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  29. ロマゴンとエストラーダが2強じゃつまんない。俺はフリオ・セサール・マルチネスが一番強いとおもうよ。Sフライでも。

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  30. 管理人さんの見方が如実に出ていますね!パワーとKO能力重視といったところでしょうか。私とは見方が違いますがとにかく拮抗しているのは間違いないですね。要はやってみないと分からない。その日のコンディションや戦術で結果が変わるくらい予想できませんね。この顔ぶれで違う事の一つにロマゴンだけがKOで負けているという事でしょうか。
    他の選手はKOされるのが想像できませんね。要は負けにくいボクシング。アンカハスは、、、船井とやったのが19年5月。いくら何でも間隔があいてしまっていて、ホントにウエイトはまだ作れるのでしょうかね。アローヨとやった時にはこれは強いかも!と思いましたが、あれから5年近く経ちますが今一評価し難いように思います。
    ここでもう一つこの顔ぶれで違うなぁと思うのは適正階級がアンカハスだけがまだ上げれそうと思う一方で他のメンツはSフライが限度でホントはフライが一番なんじゃないかな?と思う点です。
    そういう点ではアンカハスが有利な感じもしますね。
    ニエテスについては今でも井岡が勝っていたように思いますが、何で返上しちゃったのかなぁと思いますね。。。
    あとは田中。田中にはクアドラス辺りとやって欲しいですね。ポテンシャルでいえば全員に勝ってもおかしくないと今でも思います。ジムなりトレーナーなり練習環境を変える事が必要かもしれません。
    かつての井岡と同じように。
    とにかく今年こそ統一戦。勝ったものはバンタムに上げて有終の美を井上相手に飾って欲しいです。

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