
国内試合、ましてやWBOアジア王座など関心がないのだが、名前をみておやっとおもったので記録しておく。8月10日、ウェルターにあげた小原の再起2戦目の事です。
WBOアジア太平洋ウェルター級王座決定戦 12回戦
同級1位・小原佳太(三迫) × 同級5位・サダム・ギャットヨンユット(タイ)
このサダム・ギャットヨンユットという名前、既視感があるとおもっていたら、今から7年も前にこんな記事を書いていました。
[terashare title="サダム・キェッヨンユッ(タイ)" sitename="" description="中量級だとアジア圏外の選手ばかりが注目になってしまうがこの選手は個人的に大変注目しています。" url="http://box-p4p.com/class/l/337" imgurl="http://box-p4p.com/wp-content/uploads/2017/08/sadamu.jpg"]当時はライト級の選手で、ジムレックス・ハカとは懐かしい。試合自体は2008年ですから大昔。この頃はその猪突猛進、攻撃一辺倒のファイトスタイルが観ていて愉快で世界戦まで行って欲しいとおもっていました。
その後のキャリアをみると
本名表記で
ナロン・ブーンチャン
となっており
24戦目でウズベキスタンの選手に初黒星からのなんと5年のブランクを経てカナダのデビュー戦相手に連敗
(このカナダ人はその後負け、わずか1勝1敗となっています。デビューでこの相手とかどうなってるんじゃ?しかも勝つとは)
その後雑魚相手に3連勝で今回小原の相手に抜擢されたのだが、前戦含め、復帰後の4試合のうち3試合がデビュー戦相手ではお話しにならない。
自分が注目していた頃は約10年も前なので今の34歳での実力は不明です。5年のブランクが決定的。
が、当時の勢い、狂暴性をまだ有し、コンディションを整え、本気で勝ちに来るとしたら、ヒラヒラバックステップと中途半端なガード、スウェーでよける小原にひょっとしたら危ないシーンがあるかもしれません。
昔はかなり強烈な肉弾ファイトをするいい選手でしたのでその面影に期待したいところです。
が、5年ブランク後の今の実力を調査済みなんだろうな。今はこの舞台に上がる資格がないキャリアです。
小原にとっては、世界はかなり厳しいですが、ウェルターに上げるのは良い事だとおもいます。背も高く筋肉質であり、Sライトの計量時の姿はかなりきつくみえましたから。
しかしWBOアジア王座・・・
ここを目指す人多くなりました。
これが精いっぱいだろうな。