亀田和毅VSレラト・ドラミニ

10月7日に予定されているそうである。長男さんによるとこれが世界前哨戦だそうだ。
フェザー級に転向した亀田和毅はIBF5位、ドラミニは8位なので、IBF王者、ルイス・アルベルト・ロペスへの挑戦権となるが、指名挑戦権は日本の阿部麗也が持っている。ロペスは階級統一戦や井上尚弥のことは口にしても、阿部の事、まして亀田のことは全く口にしていない。亀田のことはまだ知らないだろう。ドラミニのことも。

Sバンタムでムロジョン・アフマダリエフとの対戦が指令されたのに、転級した理由は以下なのだそうだ。

「井上尚弥と戦うために、あえてフェザー級を選んだ」…亀田家の最終兵器「亀田和毅」が明かす“夢の対決”への思い

個人的に指摘したいのは、今まで一体誰と戦ってきたんだということだ。

アマチュア時代からの宿敵、レイ・バルガスに敗れてから、Sバンタムで指名挑戦権を獲得したとのことだが

ヨンフレズ・パレホ
ウィリアム・エンカーナシオン
ルイス・カスティージョ

世界ランカーではあっても、ピークを過ぎ、トップランカーの踏み台にされてきたキャリアのベテラン、底がみえている選手ばかりだ。亀田以外にも最近負けがこんでいる状態。

これで本当に指名挑戦権を得たといえるのだろうか?

指名挑戦権とは、1位や2位などの上位、それが無理でも勢いがあり戦績を伸ばしているランカー同士の勝者である必要がある。

結局フェザー級でも8位の南アフリカンをはるばる日本に呼んで行う。この5位と8位でIBFは本当に挑戦者決定戦を承認したのだろうか

3位 レイモンド・フォード
4位 ニック・ボール
6位 アーノルド・ケガイ
7位 ルイス・レイナルド・ヌニェス

になぜ、いかないのだろうか?

それは戦績や試合内容をみれば一目瞭然だ。レラト・ドラミニよりも勢いと怖さがある難易度の高い選手ばかりだ。

骨のあるランカーは結構いるのだ。Sバンタムよりはかなり。

井上尚弥と戦いたいというのは本音かもしれない
キャリアも終盤に迫り、世界王者になりたいのはもちろんだが、最後に悔いのない、注目度の高い試合で大金を稼ぎたい

それが集大成でもあるだろう。

長男がプロモーターとなり、選手には厳しいマッチメイクを強いるが、身内、手の内の選手にはどうだ?身内だけ、家族だけそんなにリスク回避の温室栽培ならば、相手にされないのもまた道理だ。

骨のある相手と勝負しろ
誰もが納得する結果を残せ

としか言えない。

Lerato Dlamini
19勝11KO2敗 29歳

名の知れたところではジェームズ・ディケンズ(リコンドーやガラハドに完敗)にユナニマス判定負け。

遥々南アからやってくるドラミニを応援しますがね。

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