すごく気になってたけれど用事で見れず結果だけ先に知りました。
今回もどっちの勝ちでもありな結果でした。
この2人は永遠のライバルといっていいだろう、そしてマルケスはバレラ、モラレスを凌ぐ実力者と認められるべきだろう。
倒しに行ったパッキャオと人気、実力頂点に君臨するパッキャオにわずかな差でも勝ちに徹しよう、結果だけ求めたマルケスというような内容にみえました。
パッキャオ攻略のためだけに作り上げたスタイル、肉体で臨んだマルケスに映りました。引退も視野に入ってるようですが結果だけだと一回も勝てなかったわけで気の毒です。今後、パッキャオ以外の選手と戦うモチベーションももうないでしょう。
マルケスの戦い方はパッキャオ攻略の大きなヒントになっただろう、メイウェザーもニンマリしてそうだ。
戦えばメイウェザー有利という見方に傾いてしまったが、内容としては攻めるパッキャオ、逃げてカウンターに徹するメイウェザーという図式でKOでパッキャオ、判定でメイウェザーとなりそうだ。メイウェザーがKOされるところは極めて想像しにくいが。
今後、メイウェザーが再びリングに登場しても今回の2人が現代ボクシングでもっとも男らしく崇高な頂点に君臨する者たちであるという印象は変わりません。
パッキャオなんて体重制限はありますがセルジオ・マルチネスとやってもいいなんて言ってますし。
現役頂点のボクサーにしてもう勝ち負け関係なく不動の帝王であります。
その他試合、
ブレスコットは前半だけすごく強いな、いつもこのパターンだ。
ブルゴスはよかったです。長谷川のすごさを知らしめてくれました。
ブラッドリーは順当です。誰が相手してくれるんでしょうか。
日本では清水選手の件が気の毒すぎます。
誰も手を差し伸べてやらないのか、これでいいのか。
ただボクシングファンは清水が王者であることをわかりきってます。
デ―パリットの矜持に期待するしガチでやれば強いこともわかってますが、ここまで来るとこの試合も台本がありそうです。
久高とやると決まりかけていました。件の一家は避けられていました。なのにやるならこれはお金しかないし。
今回の件で自分はボクシングが好きなのではなく、真剣勝負する心の強いボクサーだけが好きであることを確信しました。
せっかく日本人世界王者が増えて好ましい状況なのにボクシング祭りの芸人がひどすぎるので気分悪いです。
暴力団排除うんぬんはつまり彼らそのものの排除の暗喩なのだぞ。
俺の愛するボクシングを汚すな。
今WBAバンタム級王座はスーパーという冠に本物のアンセルモ・モレノがおりますが、正規王座は挑戦出来ない状況です。
しのぎを削ってランキングを上げれば上げるほど挑戦できないようになってます。
挑戦できるのは弱くてランキング下位(それも挑戦資格のためのねつ造)引退同然の選手限定になってます。
もしまかり間違って勝ってしまったら防衛もままならない実力のボクサー限定です。
なんのための世界ランキングでしょうか、ボクサーは何を目指せばいいのでしょうか。
そしてSフライもそうなっちゃうかもしれません。
あの一家のボクシングはゴルフで金正日が11回のホールインワンを含む38アンダーの世界記録を樹立したというのと同じレベルの話です。
笑い飛ばすだけです。