階級別 ミドル

黄金の拳・鉄の意志/村田諒太の再起動

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村田が再起を表明しました。個人的には意外でした。ブラント戦は消化不良等ではなく全力ファイトにみえたから。攻防分離でバリエーションの少ない村田のスタイルの限界を示したものにみえたから。それでも、屈強で強いなとは感じたんだけども・・・
この再起が責任感、スポンサー向けではなく本人の強い意志、なにくそ魂であるなら大歓迎で応援させていただく。

海外記事より日本の方がニュースが先行して豊富なので、抜粋してみる。

ブラント戦について

良いところがなかった。人生を振り返った時に、あの試合が集大成で良いのかと考えた時に、まだボクシングを終えられない。気持ちをしっかり作り直して、世界の舞台に立てるボクサーになりたい。

具体的には一撃がなかった。起死回生する一発がなく、ただ前に出て追いかけて、チョロチョロパンチを打つだけ。自分が構えていないし、距離も悪いし、反省することだらけ。反省イコール学んでいくことだと思うので、その反省を生かして決め手になる一発を打てないと。あの試合で『ここから逆転する』という感じはなかったですし、その辺りもしっかり組み直して。

心身ともに自分を追い込んで、求めるものを求めて、またリングに立てるように。そういう自分になりたい。ボクシングは終われない。

階級は?

ミドルで全然行けると思うし、(一つ下の)スーパーウェルターは厳しいと思うけど、(一つ上の)スーパーミドルでも問題ない。マッチメイク次第。ブラントに固執はしない。誰とやるかは今まで通り任せます。

練習は?

普通に動いてました。ボクシングは出来ないので、こっそり駅近くのジムで走ったり、筋トレしたり…内山先輩が新しいジムをつくったので、そこに忍び込んだりしてました。

もう一度、世界の舞台へということだが、目指すものは?

難しい質問ですね。世界チャンピオンになって満足してしまった部分があるのは確か。ハングリーでなくなった人間にハングリーになれというのは、食べた物が消化するみたいに簡単ではない。それ(目指すもの)を見つけなくちゃいけない。まだ明確ではない

ラスベガスで勝つという目標は?

確かにラスベガスは世界で一番大きな舞台だし、そこで勝つというの一つの目標ではあるけど、日本のボクシング界に貢献するためにはラスベガスでも、マカオでもオーストラリアでも関係ない。日本のボクシング界にどう貢献するかが大事

戦い方のスタイルは変えるのか?

ベースは変える必要はない。ただ(ブラント戦で)あんなに入り過ぎる必要はなかったし、入る前にもっとパンチを打たなきゃいけなかった。しっかり反省し、いいパンチが打てる距離でプレッシャーをかけなきゃいけない。課題は出てくると思う。

ファンにどんなボクシングを見せたい?

KOが期待できない試合では面白くない。まずはそこに戻る。倒す試合を見せたい。ワクワクするような試合を提供できればと思います。

村田諒太VSロブ・ブラント LIVE

村田がはじめて迎える米国の本格黒人ミドル級だとおもう。村田の実力がホンモノであれば問題なくKOできるだろう。ここで苦戦するようだとVSGGG戦は見世物になってしまう。米国でなかなか上手くいかない帝拳ジ ...

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やはり今でも日本のメディアが一番動くのが村田諒太であり、日本ボクシングの顔であるようだ。
日本が村田で世界が井上という見方になっている。

再起するなら素直に応援したいが、具体的にはどんな修正が必要だろうか?
大きな修正は無理だろうし、しない方がよさそうだ。

ロブ・ブラントは村田攻略のお手本のようなファイトを実行した。

下がらず、ジャブを多用し、村田を常にブロックでくぎ付けにする。
積極性で村田を終始上回る、運動量、機動力全開のファイト。
手数は村田の3倍は出ていただろう。ヒット数も。

あれはブラントならずとも、スピードのある本場黒人ミドル級なら誰でも実行できる。
それを読み違えた本人、または陣営に問題がある。もう当たり前のスロースタートはやめて、せめて2回からはペースをとりにいきたい。

技術、アウトボクシングだけでは村田は世界を制することはできない。細かな精度や感覚をよく口にする村田だが、本質はファイターであり、前に出て相手を潰すファイトが真骨頂のはずだ。そのためには常に相手に劣る手数では無理だ。

進化、変化、成長はあったのだろうが、どこからどうみても、アマチュアで観た村田のファイトスタイルの方が理にかなっており魅力的だった。

もう一度世界トップを目指すのであれば

リスクをとって、ガードを固め過ぎずに手数を増やす必要がある。
手を出してプレッシャーをかけていく必要がある。
左フックくらいは打てるようになるべきだ。
そして何より、日本ではもう全てを成しえた英雄といえる彼でも、ハングリーさが必要だ。

現実的には、パートナー探しも難しく戦術も疑問符のつく、日本、帝拳所属のまま、ミドル、スーパーミドルでやっていくのは厳しいと言わざるを得ない。中国人ですら、米国を拠点にしているのだ。

今から環境を変えろ、もっと運動量のあるファイトをせよというのも酷な話だが・・・現実的には・・・
ブラント戦で学んだ部分は楽勝の10倍くらいはあったとおもうけど。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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