マーク・マグサヨVSレイ・バルガス他

ラッセルと戦った時はえらく大きくみえたマグサヨもバルガスと並ぶとこの差。

パッキャオが去り、ドネアもアンカハスも負けて、フィリピン最後の砦となったマグサヨが一気にフェザー級の主役に躍り出るのか、Sバンタム時代はアップアップでも、負けない強みは発揮し続けてきたバルガスが、長期ブランク、減量苦から解放されて無敗記録を伸ばすのか、初防衛戦としては見ごたえのある組み合わせだ。

マグサヨは24勝16KO無敗
バルガスは35勝22KO無敗

123456789101112R
マグサヨ
10
10
9
9
10
9
9
10
10
10
9
9
114
バルガス
9
9
10
10
9
10
10
9
8
9
10
10
113

1R
マグサヨのステップが鋭く距離の遠いバルガスの顔面に届く。
マグサヨの方が鋭い。

マグサヨ10-9

2R

久しぶりのバルガスの調子がよさそうで
とてもフェザーにみえない体格にみえるが
マグサヨの方がおもいきりがいいかな。

マグサヨ10-9

3R

バルガスの距離が遠くマグサヨのパンチが届かなくなってきた。
バルガスは無理をせず、距離を管理して戦う。

マグサヨは出入りではなくプレスをかけていく必要があるかも。

バルガスのいつものファイトになってきた。

バルガス10-9

4R

遠距離から脅すだけで決して倒しにいかないバルガスと
単調で距離、膠着状態を打開できないマグサヨ

バルガス10-9

5R

よく見れなかったが
バルガスは挑戦者のボクシングではなく
王者時代のあまり無理をしない戦い方をしている。

マグサヨは攻めあぐねているが、スピードや反応はよく対応している。
右をいいタイミングで当てた。

マグサヨ10-9

6R

バルガスが遠距離から振り回すボディが効いたか
マグサヨのステップが鈍り気味。

バルガスは威嚇だけのパンチのようにみえるが、打ちに行くと
カウンターを食う。

攻勢で

バルガス10-9

難しい展開だ。

7R

バルガスが逃げているわけではないが
常に距離が遠くマグサヨのパンチが届かない距離で展開されている。

バルガス10-9

8R

まだどちらのペースとも言えないが
流れはいつものレイ・バルガスの煮え切らない展開。

バルガスにマグサヨのいいカウンターが刺さるが
軽いのか、スリッピングで吸収される。

カウンターをとって

マグサヨ10-9

9R

守りと距離を徹底されたらマグサヨは勝てない気がするが
バルガスは守り一辺倒ではないので隙はある。

距離やペースはバルガスでも、パンチが交錯するとマグサヨのパンチの方が強く鋭い。

マグサヨのショートカウンターが効いてバルガスクリンチにいくも、膝から崩れ、ダウン宣告。

マグサヨが一気に攻めて決めにくる。

ゴング間際にパンチが当たりバルガスダウン。
しかしこっちはカウントなし

マグサヨ10-8

10R

バルガスは効いているのでマグサヨはストップしたい。
バルガスはこういうピンチは何度も経験しているので、
立て直し、ごまかしもうまく、帳消しにしたい。

バルガスが上手く立て直したが、足腰が弱って膝をつきやすくなっている。

マグサヨ10-9

11R

ポイントは会場は互角くらいなのでまだわからない。

マグサヨはノックアウトが欲しい
バルガスはマグサヨを倒すのは難しいだろう。

手数で圧倒したようにみせかけるのがせいぜいか。

マグサヨが一発を狙って力んでおり、そこをバルガスが突く展開。

バルガス10-9

12R

最後までどっちの勝利かわからない展開。

バルガスは経験豊富で
マグサヨはまだボクシングが単調だ。

バルガスは遠くから大きなパンチで威嚇しポイントをアピール。
マグサヨは詰めるも逃げ足のバルガスの距離を克服できない。

倒す気のないバルガスのファイトか

バルガス10-9

両者よりも前座のフィゲロアの方が嫌らしく強くみえた。

115-112 バルガス
114-113 マグサヨ
115-112 バルガス

マグサヨ初防衛できず。

その他、フェザー級で

ブランドン・フィゲロアVSカルロス・カストロ

なんて痺れるサバイバルマッチも組まれています。
挑戦者決定戦かな。

共に背が高く、体格、パワー感が似ている。
フィゲロアが肉弾戦で押し込んでいくが、カストロのアッパーなど、被弾するのもフィゲロア。

フィゲロアがしつこい連打とプレスでカストロを殴り続け、3回にダウンを奪い圧倒。カストロ絶体絶命

フィゲロアは被弾するのに打たれ強い。

カストロが持ち直し、フィゲロアに慣れ、効果的に打ち返す。我慢比べの様相

ボクシングが上手く、いい角度とタイミングのパンチを入れるのはカストロだが、打たれ強くてしつこくて変則なのはフィゲロア。

カストロがかなり持ち直したが、フィジカル、耐久力の差で攻めても、反撃されてコーナーで連打され、レフリーがストップ。

身体の頑丈さが違った。

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