草原の英雄/バホディル・ジャロロフ

バホディル・ジャロロフはマニアなら旧知ですが、こんな形で有名になってました。

『草原の英雄ジャロロフ～東京への道～』
https://yengilmas-movie.com/

予告編見ると拳銃とか日本刀とか出てきて、残念な作りっぽいが、極貧、草原から、挫折を経て栄光を掴んだという概要だけは本当だろう。

陰謀とか妨害工作というのはジャロロフはプロでも既に活躍しており、ここまで14勝14KO無敗

デカすぎる、強すぎる、プロでも無敗、こんな選手が五輪に出たら金メダルは確実で他の選手にチャンスない、みたいな理由だったかとおもいますが、ウズベキスタンというのは今やアマチュア最強、パリでは金メダルだらけでした。むしろアマチュアボクシングの政治に強い国という印象です。

なので私はきっとこんな映画では感動しないだろうが、実際のバホディル・ジャロロフのプロでの今後はどうだろうか？

先日ジョシュアがデュボアにノックアウト負けしたように、ヘビー級はいつまでも同じメンツでやってる場合ではありません。一撃で終わる階級なので本来王座の交代が活発であるべき階級だ。

実績と体格ではバホディル・ジャロロフが次世代ヘビー級の最右翼だし、アマでも最近は常勝だが、昔はイヴァン・ディッコには3敗、ジョー・ジョイスあたりにも負けていたりする。その両者ともにプロでは頂点に立てずにいる。

東京でジャロロフに敗れたリチャード・トーレスや、英国のモーゼス・イタウマ、怪物感のあるコンゴのマーティン・バコーレなど・・・

ヘビー級も観たいな、楽しみだなとおもえる階級に早くなって欲しいです。

オレクサンドル・ウシク？

なんかちゃうねん・・・