フランク・マーティンVSミシェル・リベラ LIVE

世は井上尚弥のニュースで持ち切りだが、ライト級でシャクール・スティーブンソンVS吉野修一郎なる話が出ている。P4Pナンバーワンは個人的には井上尚弥だが、シャクール・スティーブンソン、今まで苦戦もなければ被弾もない。誰も攻略の糸口さえ掴めていない、とても難解なボクサーだ。

123456789101112R
マーティン
10
10
10
10
10
10
10
10
10
10
10
10
120
リベラ
9
9
9
9
9
9
8
9
9
9
9
9
107

1R

リベラが少し背が高いがマーティンは下からインから鋭いパンチを伸ばしていく。

マーティン10-9

2R

両者、世界戦レベルだが、マーティンの方がシャープか

マーティン10-9

3R

リベラの方が階級が上であるかのように一回り大きいが
上手く戦っているのはマーティン。

若いリベラよりマーティンの方が速い。

マーティン10-9

4R

リベラの方がフィジカルが強そうだが
シャープで正確なのはマーティン。

しかしマーティンは慎重で膠着状態。
マーティンは少し大きなゲイリー・ラッセルのような戦い方。

マーティン10-9

5R

リベラが上位ランカーで、人気、華、スター性があるが
今までのところ、有効な攻撃が出来ていない。

マーティンのスピードに少し遅れている。

互いに膠着状態で大きな動きはない。

マーティン10-9

6R

マーティンが完封しているほどの内容ではないが
全く被弾がないのでこのようなポイントになる。

リベラは中間距離では分が悪いので何か変えていかねばならない。

リベラが一発打っても、2発、3発と正確な返しを食う。
回転力もマーティンが上。

マーティン10-9

7R

勝てば、生き残ればいい試合なので
マーティンは無理をしないだろう。

僅差だが、負けてる要素はなにもない。

お互い中間距離でスキル合戦をしているが
マーティンの方が速くて鋭い。リベラはパンチが当たらない。

リベラが打ってきたところにワンツーカウンターでリベラダウン。

わずかな正確性の差がここで大きく出た。

KO決着なるか。

マーティン10-8

8R

美しいノックダウンシーンでリベラにはもうあとがない。

今まで積み上げてきたスタイルではマーティンに敵わない。

マーティンは余裕が生まれたが倒しにはいかない。
レベルの高い試合だが、ここまでほぼノーダメージだろう。

マーティン10-9

9R

マーティン無傷でリベラだけ効いてる状況。
しかし慎重なところは

ゲイリー・ラッセルに本当に似ている。

マーティン10-9

10R

リベラは天才なだけにAプランしかなく
それで全部勝ってきた。しかしマーティンに全局面で通じず、Bプランが用意できない。

ずっと同じ戦い方で局面打開できず。

マーティン10-9

11R

リベラは顔面狙いで
マーティンは上下を使う。

リベラのうち終わりにマーティンのカウンター

もうリベラに策がない。

マーティンの独壇場

マーティン10-9

12R

24歳、モハメド・アリをオマージュさせる輝かしい才能のリベラだが
まだ若く、青かった。

アマ経験豊富そうなマーティンに良さを消された。

ずっと同じスタイルでマーティンを追い回すが
見せ場はほとんど作れず。

マーティンが流して終了

マーティン10-9

南米、ドミニカあたりのプロスペクトの才能はすごいが
アメリカのトップアマ出身に敵わない

と予想した通りになった。

リベラっぽいオーソドックスな天才ファイターとはアマで腐るほど戦っているのだ。

マーティンは人気は出なそうだが、ゲイリー・ラッセルっぽく

誰とやっても負けにくいだけのレベルを誇る。

世界王者の実力がある。

ホセ・ウズカテギVSウラジミール・シスキン

タイトルエリミネーター。
どちらも柔軟で防御勘がいいが、Sミドルではパワーに欠けるかな。シスキンは教科書のようなファイト。
シスキンのユナニマス勝利。

ビボルやべナビデスを脅かすほどではない。

ビンセント・アストラビオVSニコライ・ポタポフ

井上後のバンタム級。
拓真の相手もこのへんだったら見ごたえがあった。

5回にアストラビオがダウンを奪う。
ポタポフの方が上手いがアストラビオの方がパワーがある。
6回、アストラビオのパワーがポタポフを潰す。
まともに当たってない感じだが、掠めるだけで効いてしまったのだろう。

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上位ランカーがみんな辞退したから6位の吉野に声がかかったそうだが、果たして。

そんなライト級で、無敗プロスペクトのサバイバル戦。

フランク・マーティン

16勝12KO 27歳

トップアマからプロ入り。アマではバージル・オルティスに勝ったりしている。

ミシェル・リベラ

24勝14KO 24歳

以前ひとめぼれして紹介したプロスペクト、ここまで無敗の快進撃。トリニダードのようなインパクトだとおもったが、本人は、見た目もスタイルもモハメド・アリを意識しているようだ。

リベラの方がアマ経験は不明だが、未完の大器として有望視されている気がするが、ハイライトをみるとマーティンの方が試合慣れしており、適応力がありそうだ。よって、リベラが気になると言っておきながら、マーティンを支持する。

リベラはたしかにスケールを感じるが、ドミニカ共和国なので、アメリカの完成されたアマチュア上がりにはどこかで綻びをみせるのではないか、24歳が27歳にのまれるような気がしてならない。

しかし、どちらが勝っても問題なく、次は世界戦でいいだろう。

才能はリベラ、経験値はマーティン

ライト級にはこういう強者がたくさんいる。
バンタム級とは選手層が違う。

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