世界の扉/木村吉光VS力石政法

正直、両者の事をあまり知らず、日本のSフェザー級は個人的には、内山、三浦、尾川までで止まっている。しかしメディアによると、「勝った方が世界へ!」という究極の日本人対決だったようだ。

https://sports.yahoo.co.jp/video/player/9091160

実は、このあたりの階級、井上が進出するSバンタム~Sフェザー級は、絶対王者が負けたり階級を上げたりで、混とんとしている状況だ。フルトンだアフマダリエフだ言っても、ビッグネームとはいえない、新米統一王者だ。

WBAの王者は先日、タンクに敗れた、エクトール・ルイス・ガルシアで、王座を保持しているのか、返上したのか定かではない。

WBC王者は不在で、フェザー級王者のレイ・バルガスVSオシャキー・フォスターで決定戦が行われる予定だ。両者ともに、絶対的な存在ではない。レイ・バルガスはこの試合によりフェザー級を返上するのだろうか。

IBF王者はシャフカト・ラキモフ。尾川を痛烈に沈めたジョー・コルディナが負傷ではく奪され、決定戦を勝ち抜いた新米王者。実力者だが、まだこれからの存在だ。

WBOはシャクール・スティーブンソンが返上して空位。そこまで有力なランカーはいない。

レオ・サンタクルス、オスカー・バルデス、エマニュエル・ナバレッテというメキシカンがいるが、どの階級を射程に、今後どのような動きをみせるかあいまいな状況だ。

こんな混とんとした状況だから、チャンスとはいえ、王座戦に割り込む隙はあるだろうか。地方ジムで、日本開催が恐らく望まれるのだろう。

この勝利で世界ランク1ケタ入るかどうかくらいだろうか・・・

力石
「練習通りにいけばいまの実力でも世界チャンピオンになれると思う。鋼のメンタルがあれば世界チャンピオンになれると思う」

本当にそうなのか、この試合を観ただけではわからなかった。
今はキャリアを積んでいる段階の、堤や松本、この先どうなるのかわからない清水あたりの方がしっくりくるという印象だ。個人的なアマチュア贔屓のせいだろう。

木村吉光VS力石政法

この試合は日本、アジアの頂点を決めるほどの究極の戦いだったそうで、兄の矢吹も一度は世界に到達したのだから、「勝った方が世界へ!」というほどの試合であったのであれば、是非、その頂に挑んでみてもらいたい。

力石はサウスポーで178センチの長身、相手があれだけ倒れる強打の持ち主であることは確認できた。

今日本には

寺地
井岡
井上

3人の軽量級の世界王者しかいない。

Sフェザーで、尾川の次の王者が誕生するとしたら凄いことだ。

でも、ちょっと、減量きつそうだな。

かといってライト級はやばいし・・・

今のSバンタム~Sフェザーは実は狙い目

なのかもしれません。

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