サウル”カネロ”アルバレスVSビリー・ジョー・ソーンダース LIVE

ソーンダースの本気に期待したい。

負けるにしても、ユリディンやカラム・スミスとは違うところがみたい。

リングの衛生管理は徹底しているが、会場は超満員で誰もマスクをしていない。我が国とは状況がかなり違う。
この試合に関しては、コロナ以前より派手で盛り上がっている。カネロは踊ってる。

12345678R
カネロ
10
10
10
10
9
10
9
10
78
ソーンダース
9
9
9
9
10
9
10
9
74

ソーンダースの歓声がとっても少ない。

1R

ソーンダースがジャブを伸ばす。
カネロは手を出さずともジリジリと前に出る。

カネロはいきなりの左ボディ
コーナーに詰めて右ボディ

細かなジャブはソーンダース。

やっぱりロープに詰めるのはカネロ

互角だが、会場で

カネロ10-9

2R

下がらなければ、中間距離ではソーンダースがいい。
カネロは左ボディで詰めていく。
カネロの重い右があたる。距離が詰まるとカネロがいい。

ソーンダースが横に動く。
接近するとカネロが本当に鋭い。

カネロ10-9

3R

アンドラーデが次は俺だというTシャツを着てアピール。

ソーンダースは腰が引けてビビり気味だがなんとか上手く戦っている。
カネロが接近していつ強打を叩き込むか、ソーンダースがそれをさせないか
といった展開。

ソーンダースはフットワークを多用する。
カネロは距離が詰まると重いパンチを当てて印象点を稼ぐ。

ソーンダースはテクニックを駆使し上手く戦っているが
有効打の印象で

カネロ10-9

スペンスもアピールしているが、君は参戦できるのか?

4R

ソーンダースは強打を叩き込めない。
カネロは接近した時の攻撃の迫力がある。
クリーンヒットしているわけではないが、会場の沸き方が違う。

ソーンダースは上手く空転させているが、攻撃でアピールできていない。

カネロの接近に対処すればうまくやれそうだ。

互角だが、一発一発で会場の沸き方が違う。

カネロ10-9

5R

ソーンダースにもさしたるダメージはないが
ここから何かを変えていかないと判定でも勝てないだろう。

遠距離ではソーンダースがいいが、カネロはディフェンスもよく
距離をキープするだけで当てられない。

ソーンダースのジャブからの左フックがカネロにあたる。
この回はカネロは追い詰めようとするだけで追い切れず
ソーンダースの軽打を食った。でもダメージ的にはなんともなさそうだ。

ソーンダース10-9

6R

ソーンダースは余裕だぜとアピール。
アウトボクシングではうまく戦っている。

会場の誰かは48-47でソーンダースにしているが
実際はそんなことはないだろう。

ソーンダースがいつものテクニシャンぶりを発揮している。
リング中央の戦いではカネロを凌駕しているが

距離が詰まった時に重いパンチを身体に当てられる。

効いてないぜ、食ってないぜのアピールがソーンダースは逆に苦しそう。

パンチの効果で

カネロ10-9

7R

実況はとても競ったファイトと言っているが
パンチの効果でカネロが上回っているようにみえる。

ソーンダースは上手いのでテクニックでは競っているようにみえる。
ソーンダースは緩急つけて上手く戦っている。
カネロはパワフルだが、空転も目立つ。

カネロにダメージは皆無だとおもうが、スキルではソーンダースが上回った。

ソーンダース10-9

8R

カネロはダメージがなさそうなので
ソーンダースはスキルでポイントをピックアップしていくしかない。
倒すのは難しいだろう。

カネロは逆にパワーパンチで倒したい。
ソーンダースの打ち終わりにカネロの右、クリーンヒットではなさそうだが
ソーンダースは効いた様子で、カネロが仕留めるぞというポーズ。

会場が沸く。

ソーンダースはディフェンスで必死。

カネロのパンチが身体のどこかにあたるだけでソーンダースは苦しそう。
右目も塞がった。

カネロはコーナーに座りもしないほど余裕。

カネロ10-9

ここでソーンダース陣営はギブアップ。
右目がみえなくなったかな。

技術的にはソーンダースは健闘してみせたといえる内容だったが
パワー差が顕著で、自身は傷つき、カネロは全く無傷だった。

クリーンヒットというわけでもないが、カネロが相手の身体のどこかにパンチを当てれば
それでひどく効かされてしまう。

このパワー差、フィジカル差が

Sミドルでも
Lヘビー級でも

これだけ屈強ならば、クルーザー級でも

発揮され続けるのだろう。

カネロ
「あいつの頬を破壊した。コーナーから出てこれないのはわかっていた。次は9月にカレブ・プラントとやりたい。」

ハーン
「カネロがやりたいと言うなら問題なく実現するさ。」

今のところ、プラントはソーンダースの右バージョンみたいだから、同じ内容になるのかな。

アンドラーデ
「俺は・・・」

175

エルウィン・ソトVS高山勝成

1234567R
ソト
10
10
9
9
9
10
10
67
高山
9
9
10
10
10
9
9
66

高山にとっては降って沸いたようなチャンスだが、引退しかけ、アマに挑戦したり...37歳の軽量級はどこまでやれるのか。

高山の場合、経験と忙しい手数のスタイルは信頼できるが、パワーレスで負傷判定ばかりだったのが気になる。

ソトはアコスタにほぼ負けての大逆転だったので穴王者といえるが、若くパワーがあり、勢いが違う。

高山の経験がどこまで通じるか。

高山にとってはアウェーといえるし、KOは難しいので
序盤から圧倒的にポイントをとっていくしかない。
しかし37歳にして素晴らしいチャンスを得たもんだ。
決してあきらめなかった男、結構感慨深い。

1R

やっぱりソトのホーム。
声援が大きい。

体格もパワーもソト。
しかし高山は臆することなく手を出していく。

高山はよく動くがソトの右を食い、効いた。
やはりパワーが全然違う。

終盤もソトのパワーショットに高山が泳ぐ。

パワー差が顕著

ソト10-9

2R

ソトのパンチを全部かわさないと高山は危ない。
スキルの差はないが、パワー差が顕著でソトはダメージを受けないだろう。
高山はロマゴンとも判定までやったほど粘り強いが
このままではレフリーに止められかねない。

どうしてもソトのいきなりの右を食ってしまう。

手数では高山も健闘している。
しかし有効打の差が歴然。

ソト10-9

高山もよく動き、手を出している。

3R

高山はKOタイプではないのでアウェーは厳しいか。
運動量で圧倒的にポイントを拾っていくしかない。
手数は高山の方が多い。しかしダメージを与えられない。

高山の手数をガードしてからソトは強いパンチを返していく。
高山の軽打でソトが疲れてくれるといいのだが。

パワーはソトで高山は下がらされているが、この回は手数の

高山10-9

ソトはビッグパンチを狙っている。

4R

スタイルは違うが、この試合が決まってから

ソト=カネロ
高山=ソーンダース

と感じている。

ハリネズミのように動き、手を出していく高山だが
効かないソトはパワーで押していく。

高山の忙しさにソトも疲れたか、手数が減り、ブロックする時間が増えるが
これで高山がアウェーでポイントをとれるかはわからない。

高山はソトの一発さえ注意すれば、もうソトの動きは読めただろう。

高山の方が積極的
しかしパワーレス。

高山10-9

5R

高山の方が手数、運動量は多い。
やりたいファイトが出来ている。

しかしビッグショットを狙うソトとのパワー差が顕著。
会場はフルマークでソト。

高山のパンチが重ければ、ソトも効いているだろう。
高山の方が手数もボディもいいが、この採点傾向だとソトだろう。
フィジカルパワーが違う。

しかし私は公平につける

高山10-9

6R

高山がソトを挑発している。
会場は盛り上がっている。
高山らしいファイトはできている。

しかしソトを効かせることが出来ていない。
パワー差が顕著。

高山が手を出しまくるが、ソトの重いパンチで逆に効かされる。

ソト10-9

7R

高山らしいファイトはできている。
しかしパワー差が顕著で高山が手を出せば出すほど
ソトの重いパンチも入り、逆に効かされている。

高山の打たれ強さや運動量はすごいけど
ソトはパワーとフィジカル自慢なので、相手が悪い。

互角か高山と言いたいが、ソトの方がダメージを与えている。

ソト10-9

8R

よくも悪くも高山らしい戦い。
高山劇場といえるファイトなのだが
フィジカル差が顕著でポイントもとれていないよいうだ。

ソトは高山の軽打と運動量に耐えてから重いパンチを返していく。
若いからスタミナもある。顔もきれいなまま。

手数と積極性で

高山10-9

9R

思う存分暴れてくるという高山のファイトはできている。
海外で王座を奪取してきた高山だが、彼のスタイルは難しい。

攻めているのにダメージを与えられない。
ポイントもとりきれない。

37歳、すごい運動量と根性なのだが、DAZNのファイトでDAZNのソトに勝てる内容ではない。

打ち合いになると高山だけダメージを蓄積させていく印象だ。

高山から果敢に打ち合いにいったが、応戦するソトのパンチが重く
ダメージをみたレフリーがストップ。

レフリーに止められた高山だが
俺はまだまだ全然できるぜとリングでパフォーマンスし
会場が盛り上がっている。

https://twitter.com/i/status/1391222340659433473

高山らしさは存分に発揮した。
勝敗とは違う次元でこの日のイベントを盛り上げる形となった。

高山が攻めるほど、応戦すればいいソトは楽になり、強いパンチを当てやすくなる。
パワーとフィジカルの限界。

高山はやりきったとおもう。

寺地や中谷だったらソトは攻略できるとおもう。
京口はスタイルが被る。

キーロン・コンウェイVSスレイマン・シソコ

WBAインターコンチネンタルSウェルター級戦。
王者コンウェイは16勝3KO1敗1分
対するシソコは12勝8KO、無敗のリオ五輪銅メダリスト

シソコの方が強い、王者になる試合かとおもいきや、一回り小さなシソコが大人しく、相手にダメージを与えられない。KO率の低いコンウェイがパワー優位で、9ラウンドにはアッパー連打でシソコからダウンを奪う。効いたというより痛くて倒れたような印象。

手数やスキルでシソコか、パワーとダウンでコンウェイか。
シソコ、本場のSウェルターではパワー、決め手不足。

2-1
ギリギリでシソコ

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コメント一覧
  1. 元々WBCはベナビデスのベルトだったけど、はく奪の隙にカネロが吸収。IBFのプラントに勝ったら指名戦をベナビデスとやるのか、別の路線に行くのかはわかりませんが、いつかはやって欲しいですね。ベテルビエフももうそろそろ落ち目の年齢です。

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  2. 有名どころでカネロの相手になりそうなのってベテルビエフぐらいしか残ってない気がする。ゴロフキンがSミドルに上がるとは思えないし…。まあ今のゴロフキンじゃ例えミドルでやっても相手にならない気もするけど。チャーロが階級上げて名乗り出てくれればなあ。

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  3. 岩佐の時のストップよりずっとまともだとおもうけど
    アウェーではまだまだやる気でもストップされる可能性が高いということ。

    船井、岩佐、高山

    打たれ方がよろしくなかった。

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  4. カネロはドーピング問題にくわえて
    ピーク過ぎる前のゴロフキンから散々逃げて、衰えから戦ったイメージしかない
    ピーク過ぎる前のゴロフキンなら今のカネロでも勝てなかっただろう

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  5. カネロは最初から試合を支配していた、ここ3戦の統一戦は、互いにチャンピョン同士でも
    負けそうな危ないとこが全く無いカネロと相手との差が相当あるのでしょうね
    勝ち方が如何であれ強い事には変わらない次回の統一戦は9月予定らしい楽しみです。

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  6. Sウェルター時代よりパワーも頑丈さも際立つって何なんだ?
    高山はよくやった。日本人が呼ばれやすいムードを作ったかも。

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    • ビビリだからこそ、リングの大きさに文句を付けたんでしょう
      それにリングの広さはアウトボクシングのスタイルのボクサーにはかなり重要
      サンダースは試合後に言い訳したくないからこそ、試合前に発言していたと思うけど

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      • いちゃもんつけてリングを広げ自分有利な環境にもっていき、案の定でかい口叩いた割には終始へっぴり腰で打ち合うこともせず、散々逃げ回った挙句棄権(陥没骨折らしいから気の毒ではある)っていうのがダサいっていう話ですね。まるで皆さんが大嫌いな亀田みたいじゃないですか?完全に結果論ですけどあそこまで文句つけてでかい口叩くんならせめて判定まで行かないとダメでしょ。カネロ有利の判定は多分あると思うけど棄権じゃ文句なしの負けですからね。

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  7. 正直大勢は決してて、続けるだけ時間の無駄以外の何物でもなかったから、高山が止められたのは妥当だと思うけど、
    それを利用してアウェイの会場を味方につける辺り場数が違うな流石だなと思った

    向こうの陣営にまた体のいいかませとして呼びたいって思われたらしめたもの

    いかに王座乱立の現在といっても、何のツテもないボクサーに世界戦のチャンスなんて全く回ってこない
    高山は自らのパフォーマンスでそのチャンスを増やしたわけだ

    実力はともかくとして、この姿勢は全日本人ボクサーが見習うべきだと思う

    ただ口開けて待ってればチャンスが来るなんてのは、井上レベルに飛び抜けたやつだけだし、
    井上レベルに飛び抜けてる日本人なんて今のところいないんだから

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  8. カネロの安定感。誰と戦っても危険なシーンがない
    マジで、試合が面白くないw
    絶好調井上のような序盤でKOなら盛り上がるんだけど、8R終了で棄権。
    不運なところもあるけど、10カウントを聞きたかった。

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    • 対戦相手が、ノーマスチェンコみたいになってきましたね。
      拳がどこかにぶつかれば終わりという感じですね。
      異常でしょ。

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  9. 何なんでしょうね!カネロのこの威圧感に見た目以上の重厚感!!重戦車カネロに装甲車ソーンダースでは敵うはずもないって感じの試合でした。カネロには終始余裕があり逆にプレッシャーを掛けられパなしのソーンダースは腰が浮いてしまい力を込めたパンチが撃てませんでしたね。

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  10. 高山は攻撃の予備モーションとディフェンス兼ねたようなダックとバックステップでロングレンジから詰めた時のボディーは威力は足りなくとも当たりは良かったが本当にシャドーみたいな近距離攻撃が、パワー不足でも数当たっていればという気もするが空振り、パワーパンチではないパンチと見なされたみたい。
    THE昔ながらの軽量級vs中量級と同じ闘い方する最近の軽量級って感じだった。
    押されてたとは思うけどせめてパンチで顔を弾かれた瞬間に割って入るならわかるが揉みあいになって互いから離れて構え直した瞬間ストップってのが気に入らない。

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  11. 前はゴロフキンのパワーを持て余してたのに、4年やそこらでスーパーミドルの選手をタイミングで倒すというより痛めつけるような勝ち方ができる不思議。そんなパワーアップができる合法な方法があるなら、誰も階級上げに苦労しない。

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    • まあ一応パッキャオみたいなボクサーもいますから、誰がどんな階級にフィットするかは加齢も加味すると未知数な部分もありますよね。
      ビリージョーもミドルですらパワーレスでしたし。
      自分にはいいボクシングにみえました。
      それより高山はよくやったお疲れ様といいたい。
      それに今は疑惑ならかの日本人ボクサーのが気になっちゃいますw

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      • 階級上げてディアスやデラホーヤとやってた頃は相手のパンチを1発貰う前に4発5発顔に当てて徐々にダメージを蓄積させる倒し方で、ハットンも1Rから動き出しに何回も強打貰ったら倒れるよね、という倒れ方。序盤から有効打1発で後退させたり防御に使った相手の腕を壊すようなパワーは当時のパッキャオでも持ってなかったですよね。
        今のカネロはライトヘビーに近い骨格とパワーを持つようになってプラスPFPクラスの防御技術で無双しているという印象で、ライト級から二階級上げて適正階級になったクロフォードや、バンタムでは大きいドネアに苦労した井上と比べると階級を上げた後の戦い方、勝ち方が異質です。その異質さを理由にPFPに推す人もいるのでしょうけど。

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    • まあカネロの肌を見れば色々わかるとしか。
      まだ30やそこらにも関わらずあの異常な荒れ方は「フーン、やっぱりね」って感じ。

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      • もう白か黒かは置いといて、好き嫌いも置いといて、どんな相手でも怪我なく楽勝し、2,3か月後には次の試合、程よい相手とガンガン戦う姿勢はボクシング界トップとしてあるべき姿ですね。集客もすごいし。アンドラーデもチャーロも村田も井上も試合が少なすぎますもん。60戦近いキャリアは伊達じゃない。

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