ジャロン・エニスVSロイマン・ビリャ/ルイス・ネリーVSフローイラン・サルダール

なんとなく観ていました。ビリャが勇敢なので、ラシディ・エリス戦の再来も予感させましたが、やっぱりエニスは怪物でした。

ジャロン・エニスVSロイマン・ビリャ

これで一発食ってエニスがダウンしたりしたら、やっぱり過大評価だ、クロフォードやスペンスのレベルじゃない、管理人は見る目がないと言われるなぁという展開でしたが、ビリャの恐ろしい強打にはすべて反応しカバーリング、キャッチできているのだ。そしてKO率も風貌も恐ろしいビリャよりエニスの方がさらにパンチが強そうで、正確さは歴然、ビリャのアタックは素晴らしかったけれど、正確さでフルマークでエニスという内容でした。

クロフォードVSスペンスというボクシング界一の頂上決戦が今月ありますが、両者にとっても脅威の若手が台頭したもんです。
31勝28KO

ビリャも負けてあっぱれでした。自分のできることはすべてやったとおもいます。
1日前に日本の佐々木尽が試合をしましたが、なんだかなぁ、世界王者といわず、ランカーとやってどうなのよという感じです。

ルイス・ネリーVSフローイラン・サルダール

こういう試合を挟むからメキシカンは戦績が分厚いものになる。
この試合は既視感があったが、相手はサルダールではなくビラヌエバであった。そして同じような内容と結果となった。

サルダールは日本人とも多く試合をしており、比嘉からダウンを奪いSD負けだったり、井上拓真と判定だったり、いいものもっているが、いつもボディで撃沈する世界未満なファイターという印象、だからそれなりに強いのだが、ネリーには完敗、もう試合前から相手にビビっていたのかな。本気で勝つ気があるのか、仕事としてわりきっているのかわからないメンタルだ。

ということで、ネリーはなんだかんだ、実力者であることは間違いなく、ブランドン・フィゲロア戦も序盤は圧勝ペースだったので、厄介な存在とはいえる。

体重オーバーの常習者だが、井上の階級アップがどうこう言うなら、ネリーも同じであり、WIKIでは身長168センチ、BOXRECでは165センチとあるが、観た感じ井上尚弥と同じかもっと小さいようにみえる。

Sバンタムでパワー優位は消えたが、やっぱりパワーを最大の武器に結果は出しているので階級の壁は言い訳にはならない。

もう、井上尚弥という金主と戦って大金を手にしたい、なりふり構わずなのでしょう。だってフルトンとやりたいって言わないもんね。

どうか、タパレスとやって王者になってから井上を迎え撃つのか負けて大金逃し、消えるかしてください。

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