今週末のメガファイト、今年一番のファイトがこれです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
スペンス | 10 | 8 | 9 | 9 | 9 | 10 | 7 | 9 | 71 |
クロフォード | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 78 |
フィジカルとメンタルの強さでスペンスを推してきたが、クロフォードがスペシャルなら技術で敵わないかな、と揺らいでいる。しかし初志貫徹でいこう。
鈴木 雅之ではなく、どっちのチャーロかわからないけどニコニコ解説している。たぶんジャーメルか?引退しても解説でいけるくらい陽気。交通事故など多いスペンスの調子次第か
1R
互いにサウスポースタイル
体格差はあまり感じない。
コンディションは両者問題なさそうだ。
両者髪がもっさりしており、昔の試合みたいなムード
様子見の初回だがスペンスの方が上下に手を出した。
スペンス10-9
2R
多少ヒートアップしてきてクロフォードのコンビネーションもみられたが
まだスペンスの方が積極的。クロフォードは査定に時間をかける。
超本気のクロフォードはサウスポーなのね。
とおもっていたらタイミングのジャブでスペンスがダウン。
完璧なタイミングであり、結構効いたダウンかもしれない。
クロフォード10-8
3R
スペンスが怒りの逆襲
食らうと倍返しする強気な面がある。
失うものがないと強くなるタイプ
しかし前に出るスペンスに返すクロフォードのジャブが重い。
精度はクロフォードだな。
クロフォード10-9
4R
両者ヒートアップ
スペンスは強気に打ちに行くがクロフォードの精度が高すぎる
有効打はことごとくクロフォード
そしてクロフォードはパンチも強いな。
スペンスに余裕がなく、クロフォードが強いので笑っている。
どこまでも冷徹な
クロフォード10-9
ここまではクロフォードが一枚役者が上
強気なスペンスはどう立て直すか
ドクターがスペンスのダメージを確認するが
まだまだでしょう。
5R
スペンスが取り返すべく積極的に攻めるが
クロフォードは冷静なので、精度の高いパンチを返す。
スペンスが押しているようでヒットはクロフォード
パンチの重さもクロフォードか
スペンスが焦り効いているのははじめてみた。
スペンスの左も入る。
強気なスペンスのスタイルでかなりヒートアップしている。
クロフォード10-9
6R
クロフォード断然有利だが
スペンスもまだ強い。
仕掛けていくのはスペンスの方
両者本気なのは当たり前だが、ここまで本気のスペンスははじめて。
クロフォードが支配しているのだろうがスペンスの方が手数が多くまだわからない。
中間距離だと小さなクロフォードで接近戦だとスペンス
KOしそうな強いヒットはクロフォードだが、ボディなどで
スペンス10-9
7R
余裕があるのはクロフォード
巧いのもクロフォード
余裕がなく必死なのがスペンス
こんな経験ははじめてだろう。
スペンスがいい感じで攻めたところに
クロフォードの右フックでスペンス再びダウン
タイミングが凄すぎる。
スペンスの左も当たってるんだが
スペンスはもう逆転KOしかない。
しかしクロフォードはまともには食わない。
終盤、クロフォードの右フックでスペンス再びダウン
これは勝負あったか
クロフォード10-7
8R
もう無理をしなければクロフォードの完勝だろう。
スペンスは捨て身で逆転を狙うしかないが
そこを狙い打たれている。
スペンスの攻撃も鋭いのだが、タイミングや精度が違う。
井上尚弥のP4P1位も数日で終わるほど、クロフォードの出来がいい。
パワーでもスペンスを上回っている。
スペンスは容易に打てなくなってしまった。
クロフォード10-9
9R
まだ9回だからわからないがダメージ差は明白
インプットしちゃった後半のクロフォードは無敵だ。
クロフォード本気出せば試合終わらせることできるのではないかな。
スペンスが必至に食らいつくがすでにクロフォードの的であり
滅多打ちになったところでレフリーがストップ
無傷、ノーダメージでクロフォードの完勝
スペンスはフィジカルとパワーでなんとかなるとおもっていたのだろうが
(私もおもっていた)
フィジカルもパワーもクロフォードが上だった。
これは申し訳ない、ジャロン・エニスをしてもクロフォードの方が上だろう。
偉大さでP4P1位だろう。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ドネア | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 110 |
サンティアゴ | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 118 |
ジミー・レノンさん少なくとも私よりずっと仕事してる
1R
ドネアのわりにガードが高めで丁寧に戦っている。
サンチャゴの方が手数が多いが、ドネアがかわしてジリジリ前に出る
ドネア10-9
2R
ドネア、一から立て直しのつもりかかなり丁寧に戦っている。
少しいつものドネアより遅い気がするが、こう丁寧にやられると
サンチャゴはあまり見せ場を作れない
が、積極的に攻めた
サンチャゴ10-9
3R
ドネアにスピードやキレがあまりなく
サンチャゴが強引にラッシュしていく迫力の方がある
しかしドネアも左フックカウンター
サンチャゴ右の瞼を切った。
サンチャゴ10-9
4R
ドネアも右目下に傷
襲い掛かるサンチャゴに対応するドネアという感じで
サンチャゴの方が回転が速く迫力があるが
ドネアはカウンターを合わせるのが上手いからな。
ドネア10-9
5R
4回は正直差をつけられない。
ドネアが若干負けているかもしれない。
ドネア、カウンターのタイミングは合ってきたなぁ。
ドネアのカウンターを警戒しながら時々飛び込んでいくサンチャゴの方が攻勢で
ドネアから仕掛けていくことが出来ない。
サンチャゴ10-9
6R
認めたくないけど、年齢差、ドネアの劣化を感じてしまう。
サンチャゴの方がキビキビしている。
ドネアはキャリアで戦っている感じだ。
ドネアの左フックカウンターに期待するが、虚しく空をきる。
しかし内容は互角かなぁ
サンチャゴ10-9
7R
そろそろどちらかが勝負をかけないとどっちつかず。
会場は59-55でサンチャゴ
サンチャゴは左瞼もカット
恐らくバッティングかな
ドネア、負けてはいないけど、採点からしてダウンが欲しい。
サンチャゴのアタックをややもてあましている。
サンチャゴ10-9
8R
ドネアこのままでは厳しい
丁寧だけどキレとスピードがない。
若くてタフなサンチャゴは今のファイトだと倒れない。
サンチャゴのアタックをもてあましている
サンチャゴ10-9
9R
大きく負けているわけではないが、ドネアにポイントがいく内容ではない。
完全に年齢差、ドネアの劣化故の内容だろう。
サンチャゴがガムシャラに前にきても、ドネアの反応が鈍く
捌くので精一杯で返しのパンチが当たらない。
ドネアから仕掛けていくことはない。
ドネアもよかったが、最後はサンチャゴが上回った。
かなりヒートアップしてきたので、そろそろ勝負の時間か
サンチャゴ10-9
10R
もう採点ではサンチャゴに勝てないだろう。
ディフェンスを磨いたというドネアだが
そのせいで攻めにキレと迫力がない。
丁寧に守っているが、サンチャゴの勢いにガードを破られるシーンも目立つ。
ドネアの閃光があたり倒せるかどうかだけ。
サンチャゴ10-9
11R
スピードとキレのドネアからそこが消えた。
サンチャゴもスペシャルなファイターではないのだが。
若くてタフなのだろう。
やはり井上2の強烈なKOでダメージを溜め込んだとしかおもえない。
耐えるけど、サンチャゴがラッシュして終了
サンチャゴ10-9
LAST
もう、ドネアの逆転KOしか勝機がないが
サンチャゴは逃げきるだろう。
倒されなかったのがベテランの最後の意地か。
完敗したわけではないが、精細を欠き、サンチャゴに全て上回られた。
これが悲しき、現実、世代交代だろう。
サンチャゴ10-9
サンチャゴはタフな強打者なのだろうが
スペシャルな王者ではない。
エマニュエル・ロドリゲスの方が強いとおもう。
ドネアの劣化が大きかった。
115-113
116-112
116-112
サンチャゴ
おめでとうございます。
アイザック・クルスVSジョバンニ・カブレラ
豆タイソンのクルスに無敗のカブレラ、対照的な両者、クルスがオーソドックスのパワースウォーマーなのに対し、カブレラは左のテクニシャン型だがかなり非力。カブレラ負けそうにみえるなぁ。クルスの爆発待ち。鬼ごっこのような展開。しかしクルスの火が吹かないと4回戦のようにもみえる。
スクールボーイのような風貌のカブレラが中盤まで鬼ごっこに成功しているが、時折クルスのフックを顔面に食らう。クルスはいつか倒すのだろうが、不器用すぎる。カブレラのパンチは非力で蚊が刺すよう。クルスは既に大物気取りでフックさえ当てれば倒せると練習不足なのかな。足がなく、踏み込めないのでスクールボーイに苦戦している。
クルスの左右のフックに合わせてカブレラが左右に頭を振り、直撃を避ける。イケメンのカブレラを応援したくなってきた。12回立っていたらもう勝ちでよい。会場はクルスがポイントリードだが、これはクルスの展開ではない。
判定までいきそうです。リング最前列に立って観戦してるおじいちゃんがいて、どこの国にも迷惑な奴がいるなぁ。そちが気になるくらいグダグダな試合でした。カブレラはこれで無敗かよというクオリティにみえましたが、クルス相手に12回翻弄しきったのでなかなかな個性です。どっちの勝ちでも良い内容。
114-113 カブレラ
114-113 クルス
115-112 クルス
クルスは一発屋で終わるな。
セルヒオ・ガルシアvsヨエニス・テレス
34勝2敗のガルシアに対しテレスは5勝だがキューバのトップアマみたいで来月の試合も決まっている。テレスは結構正統派で打たれるが、破壊力があり、3回に左フックからの右でガルシアからダウン奪い、そのままラッシュでTKO。ガルシアはやっちまったみたいな感じだが、すごいダウンだった。テレスはいまのところスペシャルにはみえなかったが強気なファイトスタイル。
以下過去記事
個人的な予想は変わってないですが、少し揺らいできました。スペンスはオットリ、ヌボーっとしたところがあり、強いんだけどショーン・ポーター戦やダニー・ガルシア戦では結構ギリギリの試合をしていました。最後は地力でなんとかねじ伏せるのだが。
それに対しクロフォードは今まで一度もピンチも接戦もなかったような気がします。それだけ研ぎ澄まされています。そしてシャクールが兄貴(クロフォード)推しだったので・・・
また書くでしょう。
ノニト・ドネアVSアレクサンドロ・サンティアゴ
この記事が書きたかったのです。
本当は井上の試合の前に予定されていたWBCバンタム級の王座決定戦ですが、スペンスVSクロフォードの大舞台の前座にキャンセルが出たので舞台を盛り上げるために予定をスライドさせたそうです。第2試合とありますので早めに終わるでしょう。
やっぱり昨晩の試合を振り返るとフルトンも素晴らしかったですが、ドネアの方が強敵だった気がします。初戦の激闘、2戦目は2回でノックアウトされてしまいましたが、初回から井上を倒しにきておりパワフルで緊張感がありました。初回で倒され、おもいっきり効かされもうやばかった2回ですが、それでも井上と殴り合うことで状況を打開しようとしていました。
あの勇気と決断とパワーはドネアの方がフルトンより凄かった。
そんなドネアが再起戦で世界戦のチャンス、相手は豆タンク、戦車のように頑丈なサンチャゴです。もう40歳、今年41歳のドネアの劣化が顕著であれば、若くてタフなサンチャゴが勝つでしょうが、井上戦と同等のコンディションであれば再びドネアが戴冠するだろう。
井上戦の反省を込めてディフェンス強化に勤しんでいるらしく、奥さんのレイチェルは「どうか彼に井上VSフルトンの感想を聞かないで、だってこの試合のトレーニングに集中してるから試合を観ていないのよ。」
だって。
本当かな?
ボクシングは世代交代が抗えないスポーツであり、世代交代しなければならないものでもあるが、どうかドネアには頑張って欲しい。井上には激しく打たれましたがダメージがなければきっと獲るでしょう。
そのくらい、つい最近までは強かったですから。