遠いフェザー級

昨日の試合をみると、どうやらフェザー級あたりから鬼門、険しさが増すのかなという印象です。

日本で最後のフェザー級王者は長谷川穂積だったかとおもいますが、防衛は出来ず一瞬のことでした。今日本に9人の世界王者がいますが、最重量の王者はSバンタムの井上尚弥です。

ちょっと古いデータです。

本場アメリカのトップアマもフェザー級あたりからチョコチョコと出てくる印象で、レイモンド・フォードははじめてちゃんと見ましたが超一流のホンモノであることはすぐにわかりました。

そしてルイス・アルベルト・ロペスも、こんなに強いんかい!というほどでした。前戦、ジョエト・ゴンザレス戦では負けかけていたのに阿部戦ではこんなに強いの?ジョエト・ゴンザレスが強かっただけだろう。

阿部には感情移入していたし、好感持っているし可能性も感じたが、正直に言うと初回で、かなりまずいな、劣勢だなと感じてしまいました。

自分のやり方を貫く、陣営の作戦を貫くのはいいんですが、最初からロペスがやりたい放題、彼の好き放題にさせてしまいました。

アイザック・ドグボエ(Sバンタムでしたが)を見た時は、フィジカルの権化だなとおもいましたが、ロペスはそれ以上です。さらにニック・ボール(肉球)なる豆タンクのような英国人もフェザー級にいます。

今、上位にスティーブン・フルトンがいますが、彼が通用するのだろうか?
ブランドン・フィゲロアは王者になったけど、マグサヨと接戦しかしていないのでまだわからない。

この階級が意外と面白そうです。

そして本音を言ってしまえば、阿部も立派な日本が誇る世界ランカーですが

堤や松本が超えちゃってるかも

というのがあります。

彼らはアマの太いベースがあり、何が足りない、何を強化すればいいのかわかっているとおもいます。

井上尚弥と言わず、その他の日本人が、隙間ではなく正々堂々、フェザー級の王座を戴冠して欲しいなとおもいます。

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