マカオその他

マカオその他、注目試合が目白押し。羽戦とのことで鶏戦、蠅戦とかもあるのか?

ドネアVSベチェカ

初回はやはりバッティングによるカットだろう。
目に血が入り戦いにくかったようだが、やはり今までのドネアの戦いとはどこか違う。
距離を作ることができない。容易にロープに押し込まれ打ち合いとなるのはやはりフェザーの、ベチェカの体力、パワーが軽いクラスと別物なのだろう。
ベチェカも長谷川戦の頃と違い、アグレッシブでいてドネアに臆することのない動きだった。
再戦必至で次も簡単にはいかないだろうが、フェザーにはベチェカよりもっと強いのがゴロゴロいそうだ。
[youtube]http://youtu.be/vt761VgkMH8[/youtube]

ダルチニアンVSウォータース

この試合は驚いた。スピード、技術的には拮抗しており差は感じなかったが階級の違いが明白なのか、ダルチニアンのパンチが無効化されている。ウォータースはリーチが長くブロックすると上体をほぼ隠してしまう。ダルチニアンのパンチが全く効かない様子だ。フィニッシュは強烈でダルチニアンはいつも失神相当のダウンをする。もう引退か。
ほぼノーダメージで勝利したウォータース、この男もフェザーの主役ではないとおもっているが体力、パワーは超一流。
スピードは並だがブロックが固くて崩しにくい。
フェザー級王者としてジョニゴンよりは強そうだ。
ラッセルやロマチェンコも参戦してくるこの階級、誰が主役となるのかな。
日本勢で絡んでいくのは相当困難な道のりだ。
[youtube]http://youtu.be/44xauZGtKXE[/youtube]

石本VSアバロス

懸念していたパワー差でやられた。
石本のKO負けはほとんどなくやはり海外強豪の強さを思い知らされる結果に。
マルチネスとアバロスの流れとなったが、上手く運ぶかな。マルチネスはフランプトンに復讐したいみたいだしフランプトンはサンタクルス戦を勝ち取ったし。
是非山中、岩佐がこの階級に参戦して欲しい。

グラトビッチVSミスカーチャン

予想通りの結果だ。ミスカーチャンが互角以上に戦いダウンも奪ったようだがグラトビッチはしつこい。立てなくなるまで効かせないと反撃してくる。強打者揃いのフェザーでは異色の選手だが、攻略には相当手を焼く相手だ。スピード、スキルで判定で負けるのが運命か。

マカオ以外

クアドロスVSシーサケット

負傷決着でクアドロスとなったようだがやはりシーサケットは日本人が敵わないのも納得な強さを備えていたようだ。
再戦となるのか、この王座も日本人には難しいものとなり、へたれは河野の王座を狙うのみ。
帝拳プロモート選手だから日本人との対戦は歓迎だろうが相手が出てこないだろう。
Sフライがまともな階級になりつつある。

フロッチVSグローブス

ものすごい観客、大熱狂の試合だ。ウォードは復讐を望むフロッチの相手をすれば大金を稼げるぞ。
グローブスの方が俊敏に動いて先手をとったがフロッチは重厚だ。圧力が違う。
フィニッシュはものすごく腰、肩の効いたコンパクトにして強烈なパンチだった。フェイントも効いていた。
この人はロープ際のコンパクトパンチが上手い。ビュテ戦もそうだった。
チャベスJrやゴロフキン戦へ向かうそうだがフロッチなら興味深い相手だ。

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コメント一覧
  1. コイチロさん

    たしかにカウンター気味の左フック食ってますね。
    その後頭こすってる部分はありますよ。
    どっちでカットかはわかりません。
    その後なんどかイヤイヤしてますがそれは明らかにベチェカの頭が傷に当たった時ですね。

    ベチェカのパワーに押され気味でしたね。ダウンも起死回生でしたが、結構打たれてたな。

    フェザーはやっぱ大変ですね。

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  2. ドネアの左上眼瞼のカットは スローで見ると
    バッティングではなく、ベチェカの左フックが 斬ったものと思います。
    スローでよく見てください。
    それで うずくまったので、ダウン?
    ちょっと弱気なドネア君でしたね

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  3. 五輪 金 太郎さん

    ドネアはノックアウトを意識してますよね。
    ダルチに勝って王座とった時からずっと。
    仕留めにかかる時の振りが大きすぎる。

    西岡の時はものすごく慎重で警戒していて素晴らしかったけども。

    普通にアウトボクシングして勝てないのはリコンドーだけでしょう。
    といってもリコンドーに勝つ可能性があるんも彼だけだとおもいますが。

    体力をつけて昔と同じボクシングができればウォータースあたりには負けないとおもいます。

    ウォータース、ダルチを圧倒しちゃいましたが
    あれはライト級~上あたりでは普通のボクシングですよね。
    速い訳でもミラクルなテクがあるわけでもなさそう。
    ただただジャマイカンの身体能力、骨格がすごいとしか・・・

    たしかに軽量級だからメチャ速いという訳でもなく
    ガンボアやブラッドリー、カーン、メイ、サーマンとかもっと速くみえますね。
    井上君も速いな。

    どなたか書いてましたが、フェザーというのが(日本的にいうと)中量級の入り口で
    パワーが底上げされてくるし、世界中に強いのがゴロゴロいる気がしますね。

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  4. 西岡戦で
    とりあえず主戦階級無敵に近い頂点に到達し
    リゴンドー戦で
    圧倒的に地味な実力者に
    華々しさを逆手に取られ
    超スターの座から地味に陥落
    リゴンドー以外にどれだけ勝利しても
    元の地位には君臨できず
    リゴンドーは難攻不落ときてる

    どんな勝ち方でも喝采評価される
    同格のビックネームも少なく
    KOを期待され応えられなければ
    メインイベンターの地位が危うい
    本場での軽量級は辛いw
    しかも
    階級をあげるにつれ強打の優位性は
    薄れるもののオッズでは
    実力者相手でも
    恐らくドネアのKOを期待するだろうしw

    長谷川にもいえたと思うケド
    本来のスタイルでじっくりいけばフェザーでも
    どの相手にも勝る天才的な当て勘・パワーとも健在だと思うんですがw
    ただ
    おっしゃる通り緩み加減のお腹が・・・

    ミドル級とかってもっと早かったですよね?w
    なんかスローで
    昔のライトヘビー・クルーザーやなんかの
    ヘビーのパワーは無理でミドルのスピードも
    無理って感じの階級の印象に被ってしまいますww

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  5. moonさん

    コンディションよくみえましたがフェザー級だと相手はプレッシャーかけてきますね。

    井岡おじがフライ級で倒されまくったのと同じ、階級の壁ではないかと。

    ウォータースは背丈というよりフレームでしょうね。あのダルチが3なら10くらいパンチが強くみえました。ガードも固いし、キーマンですね。

    フロッチはスーパー6の実力が全貌でしょう。ウォードは捕まえられないけどケスラーより強いなんてスーパークラスです。

    断然ゴロフキン戦がみてみたい。

    フロッチをKOするなら怪物王者ですね。

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  6. 簡単な感想です。

    ドネアvsペチェカ
    ドネアの限界なのか?陰りなのか?
    以前のキレが見受けられません。バッティングの負傷の所為なのか? そんな事を感じた一戦でした。

    ウォータースvsダルチニャン
    フレームの違いを感じた一戦でした。

    フロッチvsチャベスjrとゴロフキン
    チャベスjr=今までは体格差で勝ってきた感のあるチャベスjr。フレームのアドバンテージが無くなるフロッチは難敵かな?

    ゴロフキン=焦点はフレーム差を埋められるか?ってところでしょうか。ウォードの様にスピードがあればフロッチにもドーソンにも勝ちましたけれど。

    ボクシングは体重は同じでも、むしろ同じだからフレーム(体格)差が出る場合が多々あると思います。

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  7. どらごんさん

    ウォータースって身長170だから山中の方が大きいくらい、166のダルチだって許容内だとおもうんですがリーチが185もあってゴリラ並み。
    そんなに特筆なスキルもスピードも感じなかったですがパワー差が顕著でしたね。

    これが階級の壁というやつでしょう。

    ガンボアや足のあるリコンドーなら越えられる選手だとおもいますがドネアにとっては才能潰されるかもとおもいました。

    それでもドネア押しですが内山クラスのパワー型ですね、あれは。苦戦もあるようなのでフェザーでどれだけやれるか注目ですね。

    日本人も挑んで見て欲しい。

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  8. ドネアもフェザー級ではちょっと苦しいような感じがします。
    ウォータースと闘っても勝てるかなと思ったのは自分だけでしょうか?(・・?)
    何より同じ日に同じ会場で同じ階級のスーパータイトルとレギュラータイトル?なんかプロレスみたいな感じがしました。(u_u)

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  9. 野上のタケさん

    やはり本場ホープは強い。
    大場戦と同じく初回にダウン食らったのが大きいですね。
    初回は両者フレッシュなので実力が如実に出るのでしょう。

    色々感慨深い試合の数々でした。
    階級ひとつ違うとやっぱ違ってきますね。

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  10.  お世話様です。

     石本さん、残念でした。映像は見ていないので
    内容は把握していません。
    現実はかくも厳しく、辛いものですね。
    それゆえ、勝者にはスポットライトがあたり、
    世界中からの注目を浴びるのでしょう。
      ガチンコ、実力主義の世界。

    石本さんには、これを糧にして再浮上
    していただきたい。
    しばし休養をとり、琵琶湖に抱かれ
    リセットしてください。

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  11. camaroさん

    ドネアは小さな相手には強いけど骨格の大きな相手には苦戦する印象がありますね。共にバンタム上がり(ドネアはフライからですが)ですがベチェカの方が伸び伸び戦えていましたね。閃光は魅力的ですが。

    このまま、ドネアVSウォータースとなったらやばいかもしれません。
    しっかり体を作らなくては。

    石本は世界前哨戦にふさわしい相手に負けました。
    アバロスは世界王者級とずっと戦ってきています。
    本来前哨戦はこんなレベルであってほしいです。
    かませ相手の前哨戦が多すぎます、日本人は。

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  12. ドネア苦戦でしたね。
    しかしベチェカもそんなに強そうには見えなかった。
    なんとか5階級制覇はしましたが、そろそろどこかに留まってしっかり体を作るべきでは?
    本来の閃光をまた見たいものです。

    石本残念でしたね。
    バスケスJr戦を再現してくれると信じてましたが世界への道はやはり厳しかった。
    まぁ本来はこうなんですけどね。
    どこぞのアホ兄弟、口だけの甥のせいで勘違いする人もいますが。

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  13. ブリブリボクシングファンさん

    そうですね。
    これぞ王道です。

    マカオで戦う日本人は応援するに値しますね。

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  14. 石本残念!!しかし本来世界戦とはこういう試合のあとに
    つかむもの。
    正しいマッチメイクだったと思います。お疲れ様でした!

    ドネアも体格差を無効にできない感じですね。

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  15. ボロカブサムライさん

    ベチェカとダウン差だけの感じで拮抗してましたね。
    どちらが勝つかわからない内容でした。
    負傷引き分けにしてあげないとベチェカが気の毒で、謎な結末でした。

    ウォータースには驚きました。ダルチのパンチが全く効かないというか、強くヒットしてなかったですね。かなりオースドックスなスタイルなので速い人とやれば判定負けしてしまいそうですが、かなり強い王者で関心しました。

    グラドビッチとやったら倒してしまうとおもいました。

    今後に注目です。

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  16. マカオの試合、オンラインで観戦しました。ドネアはダウンを奪う所は流石ですが、かなり押された試合でした。ドネアの適性階級はSバンタム級だと思います。やはりウォータース強かったです リーチの差、パワーの差、パンチ力の差,ディフェンスの差、ダルチニアンもバンタム級ならまだ行けるでしょうけど、フェザー級では、体力差が大きいです。増量して上の階級に行くのは、流行ですが、適性階級で統一して防衛する方が、良い気が?フロッチ、やはり体力があります 強さを再確認した試合です。

    フェザー級はこれでウォタース ドネア ジョニゴン ゲイリーラッセル ロマチェンコ グラドビッチ ベチェカ 良いマッチメイクが組めそうです。

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